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2008年12月5日 (金) 01:01
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歌舞伎のほうは、意外と笑えるところがいっぱいあって能天気なのだが、あの様式美を取り払うと「コレってそうとうすだまじい猟奇だよなあ」っていうストーリーでありまして、まさにこのATG映画はそこんところをやっております。
「正体を隠して塩谷藩士(赤穂藩士)が作戦を続行する」ことによる不幸はいろんな外伝に反映されておりますが、その
「正体を隠して塩谷浪士(赤穂浪士)が作戦を続行する」ことによる不幸はいろんな外伝に反映されておりますが、その
'''もっとも不幸なパターン'''であります。原作の鶴屋南北だから書けた系の、救いようの無い非道い作品。歌舞伎を見てたときはあんまり思わなかったが、この人なかなかのキ●ガイですな(いい意味で)。
映画は出だしがじゃっかん退屈。助演の若き唐十郎が魅力的で、彼がちょっと経ってから出てくるのだが、それから以降はいいかんじ。主人公に彼のような「見ているだけで退屈しない」魅力があったらもうちょっと印象が変わってたろうな。
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Kusuo
ビューロクラット
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