池波原作らしく(?)女剣士のキャラが立っていて、安兵衛とのロマンス&悲恋がおはなしを盛り上げる。
中山安兵衛が堀部家にお婿さんになる前で話が終わるのだが、もっと見たい。仇討ちに勝利して江戸っ子が大騒ぎというアゲアゲシーンも無いので、視聴者は安兵衛が失ったいろんなものを一緒に憂い、胸のところにモヤモヤしたものを抱えたままエンドマークなので、ことあとでさらに就職先でお家断絶となると、大暴れして切腹したい気持ちに共感できる仕組みになっている。 もっと先が見たい。
チャンバラのときの効果音が「ドガシャァッ」「ボシュワーン!」と大げさで良い。