差分

堀部安兵衛

サイズ変更なし, 2009年9月1日 (火) 04:23
編集の要約なし
仇討ちの見物をしていた[[堀部弥兵衛]]の娘・[[ホリ]]が自分の緋鹿の子の扱帯(ひがのこのしごきおび)を「たすきにどうぞ」と貸してあげた縁もあり、彼の腕っ節に惚れた弥兵衛はすっかり安兵衛を気に入り、八丁堀地蔵橋の長屋におもむく。
仇討ちの誉れは各方面にとどろいていたので、毎日いろんな藩からスカウト(特に松平左京太夫さんところが、死んだおじさんの後釜にと)がやってきたが、安兵衛は「別に大望があるんで」とかテキトーなことを言ってことごとく断っていた。仇討ちの誉れは各方面にとどろいていたので、毎日いろんな藩からスカウトが(特に松平左京太夫さんところが、死んだおじさんの後釜にと)やってきたが、安兵衛は「別に大望があるんで」とかテキトーなことを言ってことごとく断っていた。
ある日弥兵衛が娘を連れてきたとき「大名の使者なら会わないが婦人なら面会する」と言ったのが運のツキ。以降、連日の弥兵衛の「婿に来てはくださるまいか」の猛烈アピールを浴びることとなる。ある日弥兵衛が娘を連れてきたとき「大名の使者なら会わないが、婦人なら面会する」と言ったのが運のツキ。以降、連日の弥兵衛の「婿に来てはくださるまいか」という猛烈アピールを浴びることとなる。
「送ったしごきはすなわち結納のしるし。ご受納になった上はこの縁談はとうにご承知でござろう。♪高砂やこの裏船に帆を上げて〜」
唐突だし強引だし、安兵衛は断るが弥兵衛は日参。とにかくこの爺さんしつこくて「中山の姓を捨てることはかなわぬ身の上」と言うと弥兵衛老「じゃあこっちが堀部姓を捨てて中山になってもいいから」とまで言いだし、最終的にはくどかれて養子となる。唐突だし強引だし、安兵衛は断るが弥兵衛は日参。「中山の姓を捨てることはかなわぬ身の上」と言うとしまいにゃ弥兵衛老「じゃあこっちが堀部姓を捨てて中山になってもいいから」とまで言いだし、最終的にはくどかれて養子となる。
晴れて[[浅野内匠頭|内匠頭]]にお目通りの上、主従三世のお固めのお盃を賜りまして、めでたく就職。