差分

わんわん忠臣蔵

1,215 バイト追加, 2015年12月15日 (火) 02:26
編集の要約なし
まー、あとぁ単純に「犬」という忠義な性格を持つ動物が主君のために戦うんじゃあんまりヒネリがない(や、それが面白いと思いが)から、森の動物でやりたかったのじゃないかなあ。<加筆> ・・・と、四の五のと上記のようにイキがって書きましたが、上の記述から1年ほど経って、'''実は本作のアイデアがほとんど手塚先生のものである'''証言が載ってる[http://www.style.fm/log/02_topics/top041207.html 東映動画初期の演出家・白川大作氏のインタビュー]を遅まきながら発見! 内容がベタな忠臣蔵になってないのは、「戦争がどうのこうの」ではなく手塚さんも白川さんもどちらかと言うと、ドメスティックな香りよりももっとモダンなディズニー的なものがやりたかったという、ひじょうにわかりやすい理由からのようだ。(往々にしてファンというものは勝手な深読みがすぎますなw) 内容について「忠臣蔵」と「こがね丸」(巌谷小波・作)をミックスして無国籍的にしたとか、カットされた場面にはペットショップで知りあった恋人(恋犬?)同士の別れに「あたしゃ売られていくわいな」というパロディがあったとか貴重なお話が読めます。 とにかく手塚先生は現場に足を運ぶことはなかったものの、遅筆ながらラフコンテで提出されたものを元に脚本を書いて、絵コンテにして映画にしたとか。だからこの作品は堂々とした「手塚治虫原案」でありますわい。