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狂言・ラーメン忠臣蔵〜メンマの逆襲〜

27 バイト追加, 2022年10月30日 (日) 00:50
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[[画像:ramen_chirasi.jpg|thumb|チラシ]]
「狂言・ラーメン忠臣蔵」は、日本のあちこちでかかっているようだが(他府県だとチケ代が半値くらいだったりする!)、行ってみて知ったのは、これが子供向けということ。あたしがでかけた「きたく子ども劇場」鑑賞例会は低学年に向けた体裁だった。(だから周囲は親子連れが大半。午後の高学年向けは、内容になにか違いがあるのだろうか。)「狂言・ラーメン忠臣蔵」は、日本のあちこちでかけているようだが(他府県だとチケ代が半値くらいだったりする!)、行ってみて知ったのは、これが子供向けということ。あたしがでかけた「きたく子ども劇場」鑑賞例会は低学年に向けた体裁だった。(だから周囲は親子連れが大半。午後の高学年向けは、内容になにか違いがあるのだろうか。)
開口一番、茂山千之丞さんが狂言についてわかりやすく説明(狂言が室町時代からあるコントであることや、表現や言葉についてわからない部分は無視しろ…笑 というレクチャー)してくれたあと、最初に有名な「附子(ぶす)」がかかるのだが、まーこれにお子供衆がドッカンドッカンウケまくってるの。
ネギとメンマコンビ(太郎冠者と次郎冠者に相当する)が登場する際のキーフレーズ「ん〜〜〜メンメン!」という繰り返しがあるが、こどもが真似しやすくって、気が利いている。
チャーシューはいじめられた挙げ句てドンブリから追い出されるが、一家断絶でメンマとネギらも(セリフの上ではナルトや煮たまごも)ドンブリから消えると、たちまちラーメンの具が寂しくなって人気が下がってしまい、どう豚骨がトッピングを工夫しても挽回できず、最終的にチャーシューたちに謝罪する。チャーシューはいじめられた挙げ句にドンブリから追い出されるが、一家断絶でメンマとネギらも(セリフの上ではナルトや煮たまごも)ドンブリから消えると、たちまちラーメンの具が寂しくなって人気が下がってしまい、どう豚骨がトッピングを工夫しても挽回できず、最終的にチャーシューたちに謝罪する。
誰も死なないハッピーエンドは時節柄ピッタシなのだが、逆に、めんの廊下でスープが「帰れったら帰れチャーシューは帰れ」といじめてるときに観客席に手拍子を促すのだが、その時などは、観客がいじめに加担させられるようでじゃっかん引く。これも時節柄だ。誰も死なないハッピーエンドは時節柄ピッタシなのだが、逆に、めんの廊下でスープが「帰れったら帰れチャーシューは帰れ」といじめてるときに観客席に手拍子を促すのだが、その時などは、観客がいじめに加担させられるようでじゃっかん引いてるのが空気でわかる。これも時節柄だ。
最初のレクチャー(茂山千之丞さんは原作者でもある)で「忠臣蔵はあんまり関係ありません」と言ってるとおり、あんまり関係ない。