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2008年9月21日 (日) 23:38時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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役者絵:狆
国芳画:誠忠義士伝より

狆【ちん】…お犬様。日本原産の愛玩犬の1品種。

法の下に大切にされてる動物の代表としてしばしば「忠臣蔵」に登場。

駕篭に乗ってたり、ふかふかの紫色の座布団に座ってたり、将軍の膝の上、柳沢邸、吉良邸などでうろちょろしてたりする。義士側のペットとして登場することはまず無い。

赤穂浪士(東映)ではオープニングに立派な駕籠に乗って登場。堀田隼人におどかされた岡っ引きがぶつかると駕籠ごとぶったおれるのだが、フレームアウトしてよく見えないが駕籠には引き戸も掛けすだれみたいのも無いスッポンポンな状態なので横転した駕籠から放り出され、ことによると下敷きになってるんじゃないかと心配になるようなアクションシーンがある。そのあと上野介の部屋でベロ出してハッハハッハ言いながら鎮座してるが、ジッと見て一服してた上野介に「品はよくないのう。下賤な顔をしておる」と言われている。そのあとでおまんじゅうをもらって「うまいか」と聞かれている。(ときどきカメラ目線)

たけしの忠臣蔵では斬り殺された吉良邸の用人の死体の周囲を何匹かがうろちょろしていた。瑤泉院の陰謀では津川雅彦演じる将軍に飼われており、かれのキスの猛攻撃に若干引き気味である。


画像下の一勇斎国芳の絵のチンは、勝田新左衛門(勝多真右衛門)の足下にちょろちょろ出てきちゃったチン。