「珍説忠臣蔵」の版間の差分
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楽しい喜劇映画。このころの喜劇の新鮮さといったら、かわいいったらありゃしない。音楽喜劇というモダンな構成もしびれる。なんとエンタツ・アチャコのしゃべくりも見られる(まもなく仲をたがえて、映画で共演しててもツーショットが見られなくなる)。意外に女優陣がかわいい。 | 楽しい喜劇映画。このころの喜劇の新鮮さといったら、かわいいったらありゃしない。音楽喜劇というモダンな構成もしびれる。なんとエンタツ・アチャコのしゃべくりも見られる(まもなく仲をたがえて、映画で共演しててもツーショットが見られなくなる)。意外に女優陣がかわいい。 |
2008年9月1日 (月) 17:37時点における版
作品概要 | |
制作会社 | 新東宝 |
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公開年度 | 1953年 |
内蔵助役 | 古川緑波 |
評価 | ★★★★ |
楽しい喜劇映画。このころの喜劇の新鮮さといったら、かわいいったらありゃしない。音楽喜劇というモダンな構成もしびれる。なんとエンタツ・アチャコのしゃべくりも見られる(まもなく仲をたがえて、映画で共演しててもツーショットが見られなくなる)。意外に女優陣がかわいい。
当時の笑いはアメリカあたりのスラップスティックやボードビルをお手本としてるのか、出てる喜劇役者が軽妙でたいへん器用であります。
軽技(かるわざ)的な演出もあり、討ち入りシーンもすごく楽しい。
四十七士のユニフォームには背番号がついてるし、吉良屋敷では腰元が応戦に出てくる(腰元はほかの作品には皆無。史実にも女性は雇われてなかったとされる)。
腰元集団にやられた村松喜兵衛(堺俊二…マチャアキのお父さん)を助ける大高源五の救出法が「コラーッ!」って、ただ怒鳴るだけというのもおかしい。みんなキャーッて言って逃げちゃう。
いまのお笑い業界だってみんな実力あるのに、やる側も見る側も「下地」が無いからなー。
見終わったあともう一回見たい、と思う親しみに満ちた映画。