差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

珍説忠臣蔵

3 バイト追加, 2016年12月20日 (火) 03:04
編集の要約なし
楽しい喜劇映画。というか、すごくあなどれない作品。クオリティは高いし、チャーミングったらありゃしない。音楽喜劇というモダンな構成もしびれる。
このころの喜劇映画ってこんなに水準が高かったのか、と感心する。たしかに、高度経済成長期にこれをみると古くさく感じたかもだが、今見ると新鮮で、素直に笑える。このころの喜劇映画ってこんなに水準が高かったのかと感心する。たしかに高度経済成長期にこれをみると古くさく感じたかもだが、今見ると新鮮で、素直に笑える。
ほかの斉藤寅次郎監督の喜劇映画をたくさんはしらないがこの作品は、よりエンターテインメントを意識してる気がする。アメリカあたりのスラップスティックやボードビルをお手本としてるかのような軽妙な演出が目立つ。随所に軽技(かるわざ)的な要素も。
ともかく、これ見てたら、今の芸人さんたちで喜劇の忠臣蔵やったらどういうふうになるのかなと、見たくなっちゃった。でも、作家も芸人もポテンシャル高いけど、忠臣蔵自体が当時ほどおなじみじゃないぶん、パロディを成立させにくいよなあ。
ともあれ、本作品は見終わったあともう一回見たい、と思う親しみに満ちた映画。ともあれ、本作品は見終わったあともう一回見たい、と思う親しみやすさに満ちた映画。
ちなみに、内蔵助を演じているロッパは戦前に自作の『われらが忠臣蔵』という作品で成功し、いろんな演目の舞台や映画で活躍して、約30年後に舞台で倒れたときの出し物が『お笑い忠臣蔵』という作品だったそうである。

案内メニュー