田村右京大夫

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2011年8月10日 (水) 16:10時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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役者絵:北村総一朗

田村右京大夫【たむら うきょうだゆう】

自分ちの庭を浅野の切腹場ってことにされた人。やっぱ相当慌てたそうです。

結局庭先の「おばけ銀杏」の下を会場にされた。

高輪の泉岳寺には、田村邸の切腹会場にあったとされる、「血染めの梅」なる木が植えてありますが、銀杏じゃなく、梅なの?


切腹前に浅野内匠頭に面会したがる片岡源五右衛門を「無言&無刀」で入場を許す役はたいてい多門伝八郎だが、ドラマによっては、「よろしかろう」的なお許しをこの田村さんが言ってたりする。(浪曲なども)

元禄繚乱」では多門と田村と二人で許可している。その逆に庄田安利(検死の役人)側について陰険な役だったり、描かれ方はまちまち。

実際は、田村家は浅野家とは因縁のある(仲が悪い)伊達家の分家筋なので、「お宅で切腹」とか言われた時は超迷惑に感じたかも。


新橋に屋敷跡地があり「浅野内匠頭終焉之地」として碑がある。

もりいのデザイン学校の先輩がそこの近所で「切腹最中」という珍菓子を売ってる。おいしかったです。

新正堂さん http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm


関連項目

  • 浅野内匠頭(自分ちの庭先で切腹することになった赤穂の殿様)
  • 多門伝八郎(その、最後の面会を許してくれた検死役)