石束源五兵衛

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石束源五兵衛【いしづか げんごべえ】

大石りくの豊岡(兵庫県)のおとうさん。

但馬は豊岡の殿さま、京極甲斐守・高住の家臣。


仇討ちもしないで遊びほうけてる婿殿に業を煮やしており、しまいにゃ娘を離縁して里へ返してくるんで「あいつ、犬にもおとる!」と腹を立てるが、孫・吉千代が内蔵助から「おじいさまに見せろ」と言われたという短刀を見ると一点の曇りもない長舩祐定(おさふねすけさだ)。

「これを形見じゃと!?うはははは!おりく!よくぞ離縁されて戻ったなあ」

と、喜ぶ。

または、短刀ではなく脇差しについてる小柄(こつか)に「銀象眼萬山不重君命重一髪不軽我命軽是(ぎんぞうがんばんざんおもからずくんめいおもしいっぱつかるからざるわがめいかろしこれ)」と内蔵助本人が掘っており、それを見て喜ぶパターンもある。


わかりにくいですが、要はそれらのなぞかけを見て石束さんは婿殿に仇討ちの覚悟があると簡単に悟る。