茅野和助

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茅野和助【かやの わすけ】…江戸ネーム富田藤五(医者)。助五郎。俳号「秀峰」


腰の低い人でそろばんも練達してたので、本所相生町で呉服屋「美濃屋善兵衛」に化けたのはちょうどおあつらえ向きだった。(医者だと言ったその舌の根の乾かぬうちに呉服屋と言ってすいません。<講談です)

義理の妹、お雛は柳橋で歌手(唄女)をやって浮かれ客の酒席の相手をしている。サムライ時代の倉橋伝助の彼女だが、吉良家にスカウトされる。「吉良家に行ったらお伽(とぎ)もしなきゃなんない」とへこむ妹に、店の二階で伝助との簡易結婚式の祝言を挙げてやる。講談「金田屋お蘭」


弓の名士で半弓で戦った。禿峰という雅号も持つ俳人で、えびら(矢を入れる容器)に短歌の書いてある短冊がついていた。 48番目の義士、萱野三平とよく兄弟と間違えられる人(苗字の読みが同じだから)。


討ち入りのあと泉岳寺の修行僧からサインを求められ、一種の和歌と一句の俳諧を書いた。


5年しか内匠頭に使えてない新参。


「講談師社会でもこの人の噂はあまりいたしません」だそうです。

享年37。


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