「萱野三平」の版間の差分

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==関連項目==
 
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* [[早野勘平]](三平をオリジナルにした歌舞伎のキャラ)
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2008年9月21日 (日) 13:26時点における版

役者絵:中村吉右衛門

萱野三平【かやの さんぺい】…切腹して脱盟。

早水藤左衛門と早駕籠で事件の第一報を赤穂へもたらした人。

江戸から赤穂まで、歩いてるばあさんをも蹴散らし僅か4日で走破している(駕篭だけど)。

道中、たまたま故郷の萱野村にさしかかったとき母親の葬列に偶然にも出くわしたが「お家の一大事!」と涙ながらにスルーしたエピソードもある。

討ち入りメンバーに加わるが、父親が強く実家の跡を継いでほしがったことから「踏みとどまれば忠ならず。江戸へ下れば孝ならず」と板挟みに悩み苦しみ、切腹しか無いと決断し自害する。

板挟みのネタは物語によっては、吉良家とつながりの深い家との縁談を持ちかけられたり、父親が再就職先を見つけてきたりというバージョンもある。

「君父忠孝の間にていささか当惑。これにより自殺つかまつり候」(江赤家秘録in東京大学)

討ち入りのときに内蔵助は彼の名前の書いてあるやたて短冊を槍の先にくくってたりとか、だれかが遺書を懐にいれて討ち入りしたという話もある。

泉岳寺に「刃道喜劍信士」と彫られた供養塔があり萱野三平のものと言われている。

四十八番目の志士といわれ、国芳の絵には半透明の幽霊キャラの義士として描かれている。

享年28歳。

関連項目

  • 早野勘平(三平をオリジナルにした歌舞伎のキャラ)