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血煙高田馬場

274 バイト追加, 2010年8月13日 (金) 10:14
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たった6分の短い無声映画だがじゅうぶん興奮出来る作品。
ホントはもっと長いんでしょうね。全11巻って言うんだから。(じつはあんまり、この"巻"ていうのがよくわかっていないんですが、フィルムの巻って事ですよね。おおけりゃ長いと思っておりますが…)
 短いけど、中身はケンカ安の日常>短い中に、中身はケンカ安の日常>[[菅野六郎左衛門|おじさん]]からの手紙>しまったー!>からの手紙>「南無三!」>[[堀部弥兵衛|弥兵衛]]父娘との出会い>高田馬場の決闘と、エピソードがふんだんに盛り込まれている。父娘との出会い>高田馬場の決闘・・と、エピソードがふんだんに盛り込まれている。
後年の映画やドラマでさまざまにアレンジされている「おじさんのけんかの原因」は史実通り「囲碁の争いがきっかけ」となっているのが興味深かった。
古い無声映画なので、あのコマ落としなチョコマカした絵面なんですが、スロー再生してみると意外にシッカリ演出されていて好感が持てる。古い無声映画なので、あのコマ落としなチョコマカしたスピードで見落としがちだが、スロー再生してみるとさらに注目すべき演出がふんだん。 まず八丁堀の貧乏長屋にはコジキがふたりほど配置されていて、一人はハンディキャップのあるように見える。 [[ホリ|お幸]]は一見おしとやかだが、鈴緒をちぎるためにパッとかけだし、けっこう高い石段をひとっ飛びするなど実はすごくお転婆である。 弁士は「おじさん」といってるが、字幕もゆっくり読むと[[菅野六郎左衛門]]を「祖父」としている。 実はいろいろオリジナリティがあります。 
監督さんは伊藤大輔という人だが、放送してくれたCSの衛星劇場は「監督/原作/脚本 稲垣浩」とクレジットしていた。稲垣さんって伊藤大輔の伊藤映画研究所の生徒さんだそうですな。

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