差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

赤埴源蔵

693 バイト追加, 2013年8月3日 (土) 22:33
編集の要約なし
東大辞めたての野田氏が80年頃に作り、夢の遊眠社解散の直前の'91年に再演。読んだシナリオは'81年のモノ(「赤穂浪士 昆虫になれなかったファーブルの数学的帰納法」)。
内容はむずかしくてよくわかんない(きちんとしたデタラメ)んですが、忠臣蔵物語につきものの正命題vs反命題・的な要素を、討ち入りと嫁入りとオオミズアオとファーブルと差別などで、わかりようのないわかりやすさでメタファーの花園にした作品。
とにかく、動いてるところを観ないと魅力が不明。おもしろそうであります。内容はひねくっててよくわかんないんですが(きちんとしたデタラメ)、忠臣蔵物語につきものの正命題vs反命題・的な要素を、討ち入りと嫁入りとオオミズアオとファーブルと差別などで、わかりようのないわかりやすさでメタファーの花園にした作品。 主人公が赤垣源蔵とファーブルと蛾の三役をしてることでもわかるとおり、お話しがグルグルする。客の前に小出しに出してくる赤穂浪士ネタはというと、ときどき出てくる四十七士メンバーのチョイスとか、仮名手本の抜粋とかが意外にソツがなく、原作の野田氏が忠臣蔵に執着があるのか、次元の高いにわか勉強によるプレーなのかが計り知れない。いや、そこが計れたところでなんなのか。 計る場合はいくつもの野田戯曲を観ないといけないんだろうなあと思っての、冒頭の「ほかの夢の遊眠社作品を観ないことには…」となる。  とにかく、動いてるところを観ないと魅力が不明。
当時コレの美術やった朝倉摂先生、ビデオとか持ってないかなあ。

案内メニュー