赤穂義士(大映)

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2009年5月2日 (土) 17:11時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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作品概要
制作会社 大映
公開年度 1954年
内蔵助役 進藤英太郎
評価 2ツ星


浪曲で綴る忠臣蔵。

映画の冒頭に浪曲師さんが4人出てきてこちらに向かってまずご挨拶。めいっぱい浪曲が楽しめるのかしらと思うと、刃傷〜切腹のあと、なじみのない不破数右衛門の夫婦の悲話が始まる。(忠臣蔵映画は基本的に数エピソードのオムニバス)

なじみがないのはあたしの勝手で、不破夫婦は仲良しで、不破は討ち入りメンバーに入れてもらいたがって、病気の奥さんが足手まといにならないように自害しちゃって、みたいなエピソードは、同じく50年代のまんがにもあったので、あるのです。そもそもそういう内容の浪曲がかかる。

そのあとの「絵図面取り」のエピソード。


内蔵助の影が薄く、その不破の話と絵図面がメイン。


知ってる俳優が進藤英太郎のみで、あとは大工の棟梁が「用心棒」で殺されちゃう人、ほら「ニッポン無責任時代」の黒幕の社長の、その人で、とにかくあとは全部知らない俳優さん。

このあと、3年後に東映が同じタイトルでやっぱり浪曲忠臣蔵がある。