関久阿【せき きゅうあ】
松の廊下事件の際、梶川にはがいじめにされた内匠頭の持ってる脇差しを夢中でたたき落とした、通りがかりのイベントスタッフ(坊さん)。
公儀から「適切な対応」をほめられて賞与が出たが、彼本人は内心「不人情なことをした」と反省していて受け取らなかった。
彼が受け取らなかったのに梶川は受け取ったので、周囲の侍たちは梶川を白い目で見た。
小島剛夕のまんが「若衆しぐれ」では小坊主で、ごほうびをもらった関久阿に仲間の小坊主達が「おごれよ、おごれよ」と彼を取り巻いてはやし立てている。
坊主の中ではじきに組頭になろうかというような利け者(きけもの)。