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47RONIN
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=ユニバーサル|公開=2013|内蔵助=真田広之|星=32|頃=}}[[画像:47ronin.jpg|thumb|英・ロンドンでの広告。]][[画像:Audition.jpg|thumb|公開の3年前に日本人オーディションがおこなわれた際の詳細。何人か登場人物が違う。ウド鈴木氏も受けた。]]
ある日豊かな赤穂を妬んでる闇の領地の吉良上野介の藩と、妬まれてる浅野内匠頭の藩が将軍・綱吉をゲストに迎え赤穂を舞台に「武士しか出ちゃいけない御前試合」をすることに。吉良の手下の妖術遣いミズキは魔法でインチキして浅野家のファイターを病欠にする。窮余の一策で下僕のカイ(少年時代に浅野の殿さまが拾ってくれた天狗の印のある謎のハーフ)がナイショで出場することになったらそれがバレてイベントはぶちこわし。
「赤穂」「謎多き刃傷」「辞世」「階級差別」「殿様の小刀は主税に」「我慢して難を逃れる」「女間者」「遊里」「敵の油断」「死んだ仲間の遺志を継いでそいつの刀で討入り」「チャンバラ」などなど…
ぶっちゃけ日本人が制作したドラマだって必ずしも正しい装束というわけでもないし。また麒麟や竜が出てくるサマは、カッパや大入道の登場が珍しくない講談「赤穂義士伝」ファンのわたしには「おなじみ」なのであります。
そこへいくと「さむらいのいきざま」を現代に、グローバルに伝えようと真っ正面からトライしてるこの映画の姿勢にはほんとうにエールを送りたい。
さらに「アバター」「ラスト・サムライ」と圧倒的に違うのが、それらが主人公が保守団体に適応していく「成長ストーリー」なのに比べて「47RONIN」は異端のキアヌがもともと腕が立ち、それまで辛く当たってた大石内蔵助がいざとなると手のひらを返して擦り寄るという点。この逆図式もいただけない。
また、出来上がりを見ると1年も公開を待たされるほどの重みは無かった。実はこの映画、最初の公開予定は2012年の12月だった。それなりに期待が高まってたから予定どおりに完成していたらもっと盛り上がってた気がする。
映像を凝るらしい監督にとって最終的にハサミを入れられなかった本作が、果たしてどのくらい本意のしあがりだったのかなかったのか、わからないところがモヤモヤする。(DVDにある特典映像に見られる削除されたシーンは「あってもよかったのに」というシーンばかりである。)
ともかく「赤穂バンザイ!」(劇中のセリフ)
== 続編について ==
詳細が不明だが、2021年春現在、「47RONIN」の続編の制作が進んでいるとか。
脚本は女優さんと元・女性WWEプロレスラー。(ジェンダーなことは取り立てて誇張するつもりはないが、特徴的だったので記す)
主人公も女性になると言うウワサ。
ふたりは漫画原作の共同脚本などでご活躍で、スクラッピー・ハート・プロダクションズという会社も設立しているとか。
この続編は、はじめはNetflixオリジナルドラマでやると報じられていたが、続報では、ユニバーサル1440エンターテインメントが製作すると報じられている。
監督を務めるのは、ディズニー実写版『ムーラン』に出演していた俳優ロン・ユアン。
<2022年10月追記>…ウィキペディアEnglish版の「BLADE OF THE 47RONIN」(2022年9月更新)の項目には、Netflixオリジナル作品として2022年10月25日の公開を目指して制作が進んでいるとあり、同日ブルーレイも発売になるという。
<2022年12月追記>…2023年3月8日に、日本でのブルーレイ&DVDリリースとデジタル配信が予定が発表。
<2024年1月追記>…Blu-ray買って観ました。ファスト視聴時代のチャーミングなトラッシュムービーでした。わかってはいたけどオリジナル作品とももちろん忠臣蔵ともほとんど無関係。(現代のブタペストで、カイとミズキの剣をめぐって子孫が右往左往する話。)
たしかにマーシャルアーツにはいくつかの見どころがあるものの、整理できそうなやり取りが多いし、ストーリーが面白くなさすぎて、なんだかもうかわいそう。
それが原因なのか3回ぐらい再生を止めて別のこと(仕事に戻ったり食事を取ったり)をやらないと頭痛がしてきて(皮肉ではなくほんとうに症状が出た。まぁ体調の問題だろうが 笑)集中していられない。
しかしながら後半は、頭痛レスで観ることが出来た。「早送り」ボタンを思い出したからである。
華奢な東洋人の女の子たちが日本刀を持って悪と戦うというプロットはやりようによってはいくらでも面白くなりそうなのに、はなはだ残念。
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画像:FeL9OLvWYAACiFq-1.jpg|thumb|300年後のブタペストで3人の女武芸者が大暴れ。
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