OL忠臣蔵

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2009年5月23日 (土) 21:55時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

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M&Aに伴うリストラ騒動に翻弄されるOLが新取締役にリベンジするハナシ。


コミカルな部分が多いが喜劇というほどではなく、かといってシリアスな映画でもない。「ニッポン無責任時代」より笑えないし「忠臣蔵」ほど興奮しない。

会社のこととかよく調べられてお話が書かれているが、ストーリーの組み立てや痛快なテンポで盛り上げるのではなく、なんやかやあったあとでラストに主人公が長台詞を喋るという、なんかこの当時っぽい構成。

会社を乗っ取られる社長役の長門裕之は同年発表の「なにわ忠臣蔵」にも出てる。


お家断絶と企業買収は忠臣蔵に似てるが、本作はそうした共通点には目もくれず、徹底的にオリジナルのお話を貫いた。

古今の、タイトルに「忠臣蔵」という文字が入ってる作品の中では筆頭にあげていいほど忠臣蔵とはなんの関係もない作品。