大岡越前関連

提供: Kusupedia
2012年8月4日 (土) 22:45時点におけるKusuo (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

名奉行、大岡越前が元禄時代にも生きた人なので、しばしば忠臣蔵がからむ。

きっと加藤剛バージョンもあるのだろうなあ・・・??

ちなみに水戸黄門も光圀が死んで間もなく松乃廊下事件なので、ドラマに忠臣蔵キャラが出てくることがある。(<現役時代の定九郎が悪役奉行かなんかで出てきたりする)


炎の奉行 大岡越前守

1997年テレビ東京の12時間ドラマ。大石内蔵助…柄本明。

市川團十郎(11th)が大岡越前。第1部〜2部で赤穂事件が取り上げられている。(全6部)

青年時代の越前を新之助時代の市川海老蔵がういういしく演じてるが、彼も、浅野内匠頭役の勘三郎もとにかく、歌舞伎役者がいっぱい出演してて、みんなセリフ回しがなかなか歌舞伎発声なのが本作の特徴となっている。


大岡越前が20代の時に元禄赤穂事件が起こる。

仮名手本のように、取りおさえられた内匠頭が短刀を放り投げる演出がなされている。

若き大岡越前が堀部安兵衛の仇討ちに助太刀参戦したり、田村右京大夫邸で内匠頭に面会に行ったり、浅野家再興のために奔走したりと勝手なアレンジが楽しい。忠臣蔵ストーリーのフィクションの魅力である。


理不尽な裁決を目の当たりにし、柳沢吉保に抗議したりもするが吉保に「忠介、此度の一件なにが清くなにが濁っているのかそこもとシカト見定めよ」と言われるシーンが、将来のお奉行稼業を暗示させ、なかなか面白いアイデアだと思った。


吉良側の役者、石橋蓮司(吉良上野介)、本田博太郎(上杉綱憲)、西田健(色部又四郎)トリオのワルノリの演技が笑いをさそう。


部分的に「幸四郎の大忠臣蔵」のカットを流用している。


名奉行 大岡越前

2005年 テレビ朝日の連ドラ。。

作り込みの丁寧な構成で、笑いの入れ方も上手ないいドラマ。

討ち入りから17年後のハナシ。

花魁がある客を殺そうとするところからハナシが始まって、事件に大岡越前(北大路欣也)が軽くからむが、お茶の間的には、はじめのうちはどこにどう赤穂事件がからむのかとんと見当がつかない。

中盤になって脱盟者・小山田庄左衛門の名が上がる。ミステリー仕立てになっていて楽しい。


見応えのある小一時間。