小林平八郎

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役者絵:渡瀬恒彦

小林平八郎【こばやし へいはちろう】…吉良家の家老。上杉家からの派遣社員。吉良邸討ち入りの際に活躍した吉良家の剣客。


ドラマでは描かれないが、吉良の影武者をやって(or いい着物を着てたもんで)首を落とされているとか。一回ここで浪士たちが間違って勝ちどきを上げてるって話もあります。


今井田流の奥義を究め左右自在にカミソリのごとく操る二刀流の腕前。

安兵衛と同門の兄弟弟子で討ち入りのときにおたがいが「うあっ敵方のメンバーやってるの!?」とびっくり。想い出もいっぱいある友達同士が雪の中、「久しぶりで行こうっ!」と一騎打ちしようとするが平八郎はその場で自分の腹を切る。「貴様!俺に勝ちを譲ったな!いずれこの安兵衛も後から行くぞーっ!」平八郎は満足げににっこりと安兵衛のかいなに抱かれてその生涯を閉じていく(浪曲:討ち入り当夜〜小林平八郎)。

同門、兄弟弟子っていうけどほんとは享年55歳の立派なおっさんなので、こうした友情関係は若い清水一学のエピソードとして描かれることもある。


赤穂城断絶」で渡瀬恒彦が演じブルーリボン賞受賞。

芦田信介は「赤穂浪士」「大忠臣蔵」と二回演じてる。

仮名手本忠臣蔵」を始め、女物の打ち掛けをかぶって登場し、浪士と華々しく立ち回るキャラだが、「松本幸四郎版」の宅間伸は珍しく「雇われてほかから吉良家に来ました」感が強く演出され、打ち掛けをかぶったまま、そのまま逃亡したがるキャラで描かれてる「守りきれんっ」。


のちに彼の孫娘は葛飾北斎を生む


小林平八。小林平七。