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身代わり忠臣蔵

9 バイト除去, 2024年2月21日 (水)
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 長いあいだ愛されてきた義士伝のエピソードをアレンジするのではなく、最近にありがちな、あらためて赤穂事件を素材に遊びましょう、という作品なので、忠臣蔵ファン的な視点でアレコレ言ってもしょうがないし、番宣見てたときからこれは「ムロツヨシさんを楽しむ映画」だとわかってたんで、彼がどうのびのびと演じるのかが見どころで、それはうまく行ってたと思う。 長いあいだ愛されてきた義士伝のエピソードをアレンジするのではなく、最近にありがちな、あらためて赤穂事件を素材に遊びましょう…系の作品なので、忠臣蔵ファン的な視点でアレコレ言ってもしょうがないし、番宣見てたときからこれは「ムロツヨシさんを楽しむ映画」だとわかってたんで、彼がどうのびのびと演じるのかが見どころで、それはうまく行ってたと思う。
「もしも松の廊下の刃傷で吉良が死んでいたら」で出来る遊びをいろいろ試せてると思うし、笑いもしたし、ホロリもした、豪華なコント。
 ラストの市街戦(というのが、まず忠臣蔵物では珍しいのだが)の「生首ラグビー」周辺には、いささか戸惑いを感じた。この映画の見どころなんだと思うが。 ラストの市街戦(というのが、まず忠臣蔵物では珍しいのだが)の「生首ラグビー」周辺には、いささか戸惑いを感じた。この映画の山場なんだと思うが。
 もちろん生首で遊ぶという行儀の悪さ自体も引くのだが(いにしえより敵将の首級には敬意を払うのがふつう。いくら笑ってほしいからといって長屋のヤクザや飲んだくれが死体にカンカンノウを踊らせるのと同列にしちゃいかんです)、そもそも、邸内で自分ところの殿様の首を取られたのを目の当たりにした用人たちがいったんは戦闘を諦めたのに、死んだ[[清水一学]]が(なぜか)よみがえって、引き揚げ中の四十七士と乱闘を(なぜか)蒸し返す。この決着がまちなかでの吉良の首をボールに見立てたラグビー試合(風)。

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