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{{Cinema|制作=フジテレビ|公開=1978|内蔵助=ボタモチヤッコ|星=2|頃=}}
タイムボカンシリーズの人気アニメ「ヤッターマン(そこそこ晩期)」のエピソードに忠臣蔵がからむ。
敵方ドロンボ一味が作るメカが「ブタイガー」という、劇場(舞台)をモチーフにしたロボットなので、忠臣蔵関係のキャラクターの登場を大いに期待するが、メインのハナシはフリテン国のイヤ王の跡継ぎ問題。イヤ王の長女がドクロストーンを持っているという情報からドロンボ一味は長女に肩入れをしに出かけ、ヤッターマン達が跡を追う。
言うまでもなく「リア王」が下敷きであり、今回のテーマの「演劇」はシェイクスピアがメインなのかと一瞬ガッカリする。
見れば見るほど、このイヤ王の話がゴンゴン進んで忠臣蔵が割り込む隙が感じられず、このぶんじゃ尺が足りなくなるだろうから、ウワサに聞いた忠臣蔵のネタが出てきたとしても、ビックリドッキリメカが判官と師直になってドンパチするだけのことかなと半ばあきらめた感じで気が離れていくのだが、番組クライマックスの対決になったとたん唐突にビックリドッキリメカによって、たっぷり「忠臣蔵」がおっぱじまる。
イヤ王のこれまでのいきさつとはまったく無関係で、ヤッターマンもドロンボ一味も蚊帳の外で、である。
やー、タイムボカンシリーズの'''テキトー加減は読めない'''(笑)。
ほかに例をみない「ロボット版」忠臣蔵。
<ストーリー>
ビックリドッキリメカ同士の和議が決裂し、アワモチメカの吉良上野介に侮辱されたボタモチヤッコの小豆内匠頭が殿中で(殿中ってどこのこといってるんだかわからないが、ふつうに松乃廊下である(笑)。)刃傷におよぶ。吉良の額からはネジが落っこちる。
お上(ってだれの事だかは言及していないが、顔はドクロベエ)の命で内匠頭は即日切腹と決まる。おへそのボルトを自分で開け、オナカがバックリ割れると介錯が掛矢を振り下ろし、内匠頭は上半身がバラバラになる。
このニュースはすぐにあんこうボタモチ城にもたらされ、長谷川一夫のしゃべり方のオーハギ・クラウノスケが47人の同志を集め、吉良のクビを「ちょん切る」事を決意する。
「時は元禄…イヤ、昭和50とウン年。ヤッター流の陣太鼓、闇に響いて勇ましく」ブタイガーに討ち入る。
この討ち入りシーンは、ロボット同士の闘いなので遠慮なく存分に頭を真っ二つにしたり、槍で串刺しにする殺陣が見られる。
上野介の斬首のシーンは無いが、槍の先にハダカでぶら下げて引き揚げる。
以上が忠臣蔵部分であり、この番組恒例の対決シーンのアレンジである。
これほど起承転結のハッキリしたビックリドッキリメカの対決ってめずらしいのではないだろうか。
いつものマイペースぶりにダジャレをマブしたロボット忠臣蔵は、かわいらしくバカバカしくってたいへん好感度の高い作品だが、劇中劇という、扱いの量の少なさに星ふたつ。
タイムボカンシリーズの人気アニメ「ヤッターマン(そこそこ晩期)」のエピソードに忠臣蔵がからむ。
敵方ドロンボ一味が作るメカが「ブタイガー」という、劇場(舞台)をモチーフにしたロボットなので、忠臣蔵関係のキャラクターの登場を大いに期待するが、メインのハナシはフリテン国のイヤ王の跡継ぎ問題。イヤ王の長女がドクロストーンを持っているという情報からドロンボ一味は長女に肩入れをしに出かけ、ヤッターマン達が跡を追う。
言うまでもなく「リア王」が下敷きであり、今回のテーマの「演劇」はシェイクスピアがメインなのかと一瞬ガッカリする。
見れば見るほど、このイヤ王の話がゴンゴン進んで忠臣蔵が割り込む隙が感じられず、このぶんじゃ尺が足りなくなるだろうから、ウワサに聞いた忠臣蔵のネタが出てきたとしても、ビックリドッキリメカが判官と師直になってドンパチするだけのことかなと半ばあきらめた感じで気が離れていくのだが、番組クライマックスの対決になったとたん唐突にビックリドッキリメカによって、たっぷり「忠臣蔵」がおっぱじまる。
イヤ王のこれまでのいきさつとはまったく無関係で、ヤッターマンもドロンボ一味も蚊帳の外で、である。
やー、タイムボカンシリーズの'''テキトー加減は読めない'''(笑)。
ほかに例をみない「ロボット版」忠臣蔵。
<ストーリー>
ビックリドッキリメカ同士の和議が決裂し、アワモチメカの吉良上野介に侮辱されたボタモチヤッコの小豆内匠頭が殿中で(殿中ってどこのこといってるんだかわからないが、ふつうに松乃廊下である(笑)。)刃傷におよぶ。吉良の額からはネジが落っこちる。
お上(ってだれの事だかは言及していないが、顔はドクロベエ)の命で内匠頭は即日切腹と決まる。おへそのボルトを自分で開け、オナカがバックリ割れると介錯が掛矢を振り下ろし、内匠頭は上半身がバラバラになる。
このニュースはすぐにあんこうボタモチ城にもたらされ、長谷川一夫のしゃべり方のオーハギ・クラウノスケが47人の同志を集め、吉良のクビを「ちょん切る」事を決意する。
「時は元禄…イヤ、昭和50とウン年。ヤッター流の陣太鼓、闇に響いて勇ましく」ブタイガーに討ち入る。
この討ち入りシーンは、ロボット同士の闘いなので遠慮なく存分に頭を真っ二つにしたり、槍で串刺しにする殺陣が見られる。
上野介の斬首のシーンは無いが、槍の先にハダカでぶら下げて引き揚げる。
以上が忠臣蔵部分であり、この番組恒例の対決シーンのアレンジである。
これほど起承転結のハッキリしたビックリドッキリメカの対決ってめずらしいのではないだろうか。
いつものマイペースぶりにダジャレをマブしたロボット忠臣蔵は、かわいらしくバカバカしくってたいへん好感度の高い作品だが、劇中劇という、扱いの量の少なさに星ふたつ。