脚本家古田求(近年、どこのテレビ局からも忠臣蔵のオファーがある脚本家)氏に言わせると「丑五郎の後日談までセットだと思ってるので、それは忠臣蔵全体のバランスからいって盛り込めないので結局全部をカットしている」と談話していた。
もめてる最中に近所の花屋のおじさんが仲裁に入るバージョンがあり、店の二階に通された神崎は「あの男の言うことももっともじゃ」と丑五郎を面白がり、花屋の機転で詫び状門を書くにいたるエピソードがある。
この場合、神崎はあくまでサムライ然とした演出であり、土下座もしなければツバも吐かれない。