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{{Cinema|制作=日活|公開=1938|内蔵助=---|星=2|頃=}}
講談などでおなじみの「赤垣源蔵 徳利の別れ」の映画版。
主役ののんだくれ[[赤埴源蔵|源蔵]]をバンツマが演じております。
居候してる[[塩山伊左衛門|お兄さん]]のうちにお隣さん(脇坂家の重臣)のお嬢さんが遊びに来てお琴など弾くんですが、この千鶴江ちゃんが源蔵にホの字であります。そこらへんと、途中ちょっとしたチャンバラが入ってストーリーがふくらんでおります。
のんだくれが主役ということだからか、全体的に軽やかでコミカルな、現代的な台詞回しやら演出が見受けられます。
お兄さんから不忠臣ものと怒られて屋敷を追い出され、引っ越した狸長屋にも千鶴江ちゃんが「意気地なし」と言いに来る。
こうした作品は、鑑賞者が当然「徳利の別れ」を知ってることを前提にして作られてるわけで、それでちゃんと商売になってた(なってたんですかね)んですからいまでは信じられない興業でありますな。キャラやバックグラウンドについてなんの解説もナレーションもないんですから。
女中お杉がかわいくて、バンツマが涼しげな笑顔でかっこいいです。
講談などでおなじみの「赤垣源蔵 徳利の別れ」の映画版。
主役ののんだくれ[[赤埴源蔵|源蔵]]をバンツマが演じております。
居候してる[[塩山伊左衛門|お兄さん]]のうちにお隣さん(脇坂家の重臣)のお嬢さんが遊びに来てお琴など弾くんですが、この千鶴江ちゃんが源蔵にホの字であります。そこらへんと、途中ちょっとしたチャンバラが入ってストーリーがふくらんでおります。
のんだくれが主役ということだからか、全体的に軽やかでコミカルな、現代的な台詞回しやら演出が見受けられます。
お兄さんから不忠臣ものと怒られて屋敷を追い出され、引っ越した狸長屋にも千鶴江ちゃんが「意気地なし」と言いに来る。
こうした作品は、鑑賞者が当然「徳利の別れ」を知ってることを前提にして作られてるわけで、それでちゃんと商売になってた(なってたんですかね)んですからいまでは信じられない興業でありますな。キャラやバックグラウンドについてなんの解説もナレーションもないんですから。
女中お杉がかわいくて、バンツマが涼しげな笑顔でかっこいいです。