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忠臣蔵 花の巻雪の巻

27 バイト追加, 2015年5月28日 (木) 13:31
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明らかに他社と毛色の違う、新しい作り方の「東宝的な」忠臣蔵を作ろうとしてる印象で、それは成功しているように見える。東映が老舗のイタリア料理ならこっちはこしゃくな和風フレンチという感じ。
時代劇となると東映よりじゃっかん華がないが、当時の黒澤映画や社長シリーズや怪獣映画でおなじみの東宝スター勢揃い。無理くり総出演させてる割にキャスティングがうまくいっている。東宝時代劇となると東映よりじゃっかん堅い作りこみだが、当時の黒澤映画や社長シリーズやお姐ちゃんシリーズ、怪獣映画でおなじみの東宝スター勢揃い。無理くり総出演させてる割にキャスティングがうまくいってて、そういった意味で華やか。
んま、それを言うと素晴らしい存在感の主人公・松本白鴎が仲間はずれなようだが(彼は当時の東宝人気映画にシリーズを持っていない)、ここで彼に内蔵助としていただいたのは正しかった気がする。どっかのシリーズから誰かを引っ張ってきようにもなんだか必ず障りがありそうなので。んま、それを言うと素晴らしい存在感の主人公・松本白鴎が仲間はずれなようだが、どのシリーズの人でもない彼をひっぱってきて内蔵助としていただいたのは正しかった気がする。どっかのシリーズから誰かを引っ張ってきようにもなんだか必ず障りがありそうなので。 余談だが東宝娯楽映画といえばクレージーキャッツの映画シリーズも忘れてならないが、1本目の「ニッポン無責任時代」が本作と公開年が同じで、その後人気シリーズとして屋台骨を支えるものの、この時点では東宝映画への貢献は無いのでクレージーのメンバーの出演はない。
ラスト、討ち入り前はそば屋で仲間を待つ浪士たちのシークエンスにたっぷり時間を取ってるのも独特。
 
10ヶ月前に椿三十郎をやった三船敏郎をまたこの映画において[[俵星玄蕃]]役で見られるのだから当時のファンは恵まれているなあ。余談だが「ニッポン無責任時代」は同じタイミングで封ぎられてる(映画界においてのクレージーの貢献はそれまで無かった)のでクレージーキャッツの出演は無い。
人気お笑い俳優ユニット、脱線トリオが出ているが、ちょうど八波むと志が由利徹と仲をたがえたあとで場面が別。

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