「舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 ~奥の細道、地獄のランウェイ編」の版間の差分
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2018年8月25日 (土) 14:16時点における版
スランプの松尾芭蕉が旅をしている中、黒船が到来し、将軍が目安箱を設置するが誰もなにも入れてくれなくてそんなころ伊能忠敬が列島を測量をするがグーグルマップを宇宙人が教えてくれた。たしかろくろ首がどっかで絡んできて、三蔵法師一行もがんばっているがともかくマッチ売りの少女に身をやつした浅野内匠頭(<バーバパパそっくり。黄色)(内匠頭の死後の世界を戯曲化したのはおそらくこの作品が最初ではないか。…というと興味が湧くかもだが、見なくても人生つまづくことは無い。)の娘と堀部安兵衛の恋の行方が気になり、なによりも、犬を操演しているお姉さんの黒タイツにもりいくすおは萌え。
原作の漫画も勢いのあるギャグだが、みごとにそのまま(?)舞台化している(けど、漫画で笑えるところが舞台でも同じように笑えるとは限らない)ので、元気なバカの毒気にジジイの私としては心地よくヘトヘトになる。
野田秀樹演出の勘三郎の芝居がバカみたいに崩壊したかんじと想像していただきたい。(<無理ならけっこうです)
役者さん(お笑い芸人さん含む)は皆さん芸達者。
ゆかいな雑談みたいな内容で、意外に浅野内匠頭、大石内蔵助(つねにバスローブや半裸)、堀部安兵衛はハナシの本筋のおおきな幹となっている。
なにげに私はみなるん(註01)が好きなので重要な役どころでうれしかった。舞台に合った働きぶりに感心したが部分的にセリフがはっきりしないところが惜しい。でも、好き。
註01…大場美奈。SKE48。昔はAKB48。マッチ売りの少女役。首の短さ(チャームポイント)をマフラーでじょうずにカバーして好演。