「山田宗遍」の版間の差分
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討ち入りのときに吉良邸にいて茶の鍋を持って出て行こうとする途中で、[[大石内蔵助|内蔵助]]にサインを求める。 | 討ち入りのときに吉良邸にいて茶の鍋を持って出て行こうとする途中で、[[大石内蔵助|内蔵助]]にサインを求める。 | ||
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「元禄十五年極月十四日 雪の夜 吉良屋敷へ乱入のみぎり 久々にて山田宗徧氏に面会を心急くままほかに一切書き不申し候 浪人大石内蔵助」 | 「元禄十五年極月十四日 雪の夜 吉良屋敷へ乱入のみぎり 久々にて山田宗徧氏に面会を心急くままほかに一切書き不申し候 浪人大石内蔵助」 | ||
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2020年1月13日 (月) 01:00時点における最新版
山田宗徧【やまだ そうへん】…元・松平伊豆守(まつだいらいずのかみ)の茶坊主をしていた茶人。宗徧流茶道の元祖。
史実的に茶会のことを大高源五にリークしたキャラ。
講談本の方では、京都の呉服商、田原屋幸右衛門と名乗る小野寺幸右衛門がかいがいしく弟子入りして通ってくるので、彼にリークする話がある。
宗遍はある日、幸右衛門に「かねてから早く米沢に行きゃあいいのに愛妾がいるからグズグズしてたが、吉良のご隠居が、いよいよ二十日頃発つんで、十四日にお名残のお茶がある」とそれとなく話す。
討ち入りの前の日、訪ねてきた幸右衛門を奥の間に通し亭番(亭主)をするように言う。そこには「忠」の文字の掛け軸。それに気づいた幸右衛門に宗遍は「田原屋どの。世に忠臣というものは宏大なものでござるな」と勇気づけてやる。宗遍はいつの間にか幸右衛門が浅野の家来のなにがしと察しておったようでございます。
討ち入りのときに吉良邸にいて茶の鍋を持って出て行こうとする途中で、内蔵助にサインを求める。
「元禄十五年極月十四日 雪の夜 吉良屋敷へ乱入のみぎり 久々にて山田宗徧氏に面会を心急くままほかに一切書き不申し候 浪人大石内蔵助」
山田宗偏 四方庵宗偏