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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

35 バイト追加, 2025年12月4日 (木) 00:32
編集の要約なし
衣裳もひじょうに洗練されている。ビジュアル的にいろいろ無駄が無い。
先回申し上げたデタラメについては、今回はおおいに調整され、聞いたこともない赤穂浪士たちの思惑(討ち入りにはオリジナリティあふれる言い分があって、先回の心配は払拭された)が面白かった。<small>(註釈01)(註01)</small>
でも、
たとえば、吉良の後任(?)のたとえば、吉良の後任の[[戸田能登守|戸田忠真]](なんで?)が京都御所まで接待役(なんの?)の打ち合わせに出かけるシーン(これが冒頭)を見て、(えっなんで?)が京都御所まで接待役の打ち合わせに出かける(京都行ってる間にイベント終わりますけど!?)シーン(これが冒頭)を見て、
「これは、わかっててあえてふざけているのか。浅学でこうなっちゃってるのか。」
と、思ったとき、前回あれだけ気になった「仮名手本忠臣蔵原作」を、またぞろ性懲りもなく、今回も劇場で配ってたビラで演出家さんがクチにしてたのが頭をかすめると、「ああ…テキトーなんだな」と、とたんに目の前で繰り広げられてるアレコレがガッカリなモノに見えてきて、興ざめしてしまうのでありました。<small>(註釈02)(註02)</small>
周囲のディティールがテキトーだから、根幹のデタラメを支え切れず、全体的にタワゴトになった。
あたしは根に持ったんですね。ともかく。
'''どうして「芝居」そのものだけに集中して楽しめなかったかと言うと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズと銘打った、その一貫として堂々とリリースしてるから'''なのであります。かつ、別の芝居で文化庁芸術祭賞新人賞をもらっている劇団のやっていることなのだ。そううたわれたら意識するでしょう!なのであります。かつ、別の芝居では文化庁芸術祭賞新人賞をもらっている劇団のやっていることなのだ。そううたわれたら意識するでしょう!
なのに先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言い引きずっている態度は、「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、それとも、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、…いずれにしろひじょうに印象が悪い。
その非礼のアレコレを挽回するほどの衝撃は、作品からは、ひびいてこなかった。
演出家さんの往生際の悪さを、周囲の誰も諌めることが出来なかった(同調圧力なのか、それとも不勉強なのか)、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。(本作が「仮名手本を原作にして創作した脚本家の作品」なんだと、責任転嫁みたいな説明がビラにあるが、こう書かれていることを脚本家さんは納得づくなのかなあ。作品は、完全な赤穂事件のモジリであって、忠臣蔵要素<small>(註釈03)(註03)</small>のチの字も出てこないのだけど…。)
註釈01…以下ネタバレ。本作で一番特徴的なのは、討ち入りのあとに上杉が攻めて来れば戦争になるから、それでこの世をまた戦国時代にしようという赤穂浪士の思惑。なかなかユニークなデタラメだが、構成がいたって堅苦しく、長〜い立ち話と、ありえない相関関係(外様大名が急に吉良クラスの高家衆に(高家は完全血統主義なのに)配置替えになったり、公家が浪人を遊里で接待したりをギャグじゃなく、やる)のせいで、デタラメの註01…以下ネタバレ。本作で一番特徴的なのは、討ち入りのあとに上杉が攻めて来れば戦争になるから、それでこの世をまた戦国時代にしようという赤穂浪士の思惑。なかなかユニークなデタラメだが、構成がいたって堅苦しく、長〜い立ち話と、ありえない相関関係(外様大名が急に吉良クラスの高家衆に(高家は完全血統主義なのに)配置替えになったり、公家が浪人を遊里で接待したりをギャグじゃなく、やる)のせいで、デタラメの"格"はガタ落ちで、バラエティ性も完全に霞んだ。
また、討ち入り自体が討ち死に覚悟の戦争なのが実際だが、現代人の後知恵視点で書いてるから、この物語は、討ち入り成功「確定」前提の上に、珍作戦が成り立っている。
註釈02…公演を宣伝するネットやフライヤーからは「仮名手本忠臣蔵」の文字が消えていたので、ホッとしてたのに…。あたしが「原作」の意味を取り違えているのかなあ。註02…公演を宣伝するネットやフライヤーからは「仮名手本忠臣蔵」の文字が消えていたので、ホッとしてたのに…。あたしが「原作」の意味を取り違えているのかなあ。
<加筆> あとで気づいたんですけど、こちらの劇団のホームページで仮名手本忠臣蔵を「近松門左衛門原作」なんて言ってて…、コンセンサスも取れてなければ、どうやらそもそも根本的にご存じない方々だったらしい。'''熱吹く相手を間違えた'''…。ここであれこれ言えば言うほど、ロジハラになりかねないなと悟り、深追いはやめることにしました。いや、ちょっと乱暴なことを言って失礼しました。。
註釈03…いわゆるおなじみの名場面アレコレの話。しっかし近頃の芝居や映像作品は、作家の手から手へ渡されてはぐくんだソッチではなく、だれもかれも、とかく赤穂事件をハナから題材にとってどうにかしようとする暴挙が目立つ。一方で歌舞伎も講談も見ない。註03…いわゆるおなじみの名場面アレコレの話。しっかし近頃の芝居や映像作品は、作家の手から手へ渡されてはぐくんだソッチではなく、だれもかれも、とかく赤穂事件をハナから題材にとってどうにかしようとする暴挙が目立つ。一方で歌舞伎も講談も見ていない?
古人曰く「型を会得した人間がそれを破ることを『型破り』というのであって、型のない人間がそれをやろうとするのは、ただの『かたなし』です。」

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