10,734
回編集
差分
提供: Kusupedia
赤穂浪士
,編集の要約なし
先年の「[[赤穂浪士 天の巻・地の巻]]」(と「[[忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻]]」)のイイトコ取りのやきなおし。
同じ原作で同じ監督。堀田隼人の大友柳太朗や吉良上野介の月形龍之介は続投だし、制作意図は?って最初思ったんですが、せっかくの傑作だし、東映のスタイルが確立したし、創立10周年だからパワーアップしてもう一回やろうよ!というノリなのかなんなのか、'''ひじょうに華やかなエンターテインメント'''になってる。ビジュアル的に必要な部分にちゃんと金がかかってて豪華。日本語わからない人も見てて楽しいんじゃないだろうか。になってる。ビジュアル的に必要な部分にちゃんと金がかかってて豪華だし、日本語わからない人も見てて楽しいんじゃないだろうか。(逆に、日本語わかるけど忠臣蔵ビギナーにはキツイ)
絢爛だが歌舞伎よりも浪花節に近いあたたかみ。
「映画で忠臣蔵」と言ったときはこの作品のビジュアルが思い浮かぶ。そんな'''決定版'''っぽさがある。
脚本、音楽、演出、撮影、編集など素人が見ても随所に「必要」な作業が申し分なくなされており、プロの映画人の仕事という感じがする。
適材適所の配役がうれしいし「キャラクター大合戦フェスティバル」という感じでとにかく甚だ楽しい。看板役者をうんと引き立てて、見せ場をいっぱい楽しめる。
あたしの役者絵も気づいてみたらこの作品からの抜粋がかなり多いことがあとから判明。それだけ魅力あるんでしょうなー。
WEB上で見かけるファンには前作の落ち着いたかんじがイイという人もいるが、かなり「別物」。
DVDのとき気づかなかったんだけど、どう見てもチャンバラトリオの頭(かしら:南方英二)が出てる気がして、帰宅してタイトルロールだけ確認したら[[千馬三郎兵衛|出てました〜]]!!錦之介さんの付き人やってらしたんですね。
<div class="thumb tleft"><div width="240px"><amazon>B0000D8RNG</amazon></div></div>
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1961]]