「超・忠臣蔵 DEATH〜江戸の廊下でキラを斬ってみた2〜」の版間の差分
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| − | + | 大石内蔵助が討ち入りに吉良邸までやってきたらお供が、バイトで採用されたというフランス人のジョナと、バハマ人のガストしかおらず、返り討ちにあってしまう。(というオープニング。バイトとか外国人とか3人とかファミレスにちなんだ名前とかに大した意味や"ひねり"はない。バハマうんぬんも2012年KOC優勝者のネタからの引用) | |
| − | 殺陣やダンスを披露しながら元気に進行するこの物語は、既視感のあるギャグと、アドリブ風な演出で「そういうの楽屋でいいから!」みたいなわざとらしいやり取り(いわゆる"お笑い定型") | + | 殺陣やダンスを披露しながら元気に進行するこの物語は、既視感のあるギャグと、アドリブ風な演出で「そういうの楽屋でいいから!」みたいなわざとらしいやり取り(いわゆる"お笑い定型") を随所に散りばめつつ、おもしろい"ようなこと"を懸命に盛り上げながら、2時間強の独特な空間を作っている。 |
| − | + | おそらく現場では芸歴のお長い夢麻呂さん(客演)が指導をして若手が奮闘しているのだろうが、みなさん、おバカな内容を体言するスキルがもうひとつ伴っていない(ごく何人かを除いて、アドリブ(含・もどき)や客いじりするにはまだまだ早い)。なんて言うかみんなマジメ。 | |
登場人物には東山天皇とか皇太后、将軍、果ては死神のリュークとか珍しいキャラが入り混じって、それが実際の地位をもじっていたら突拍子もないストーリーになったかもだが、関係性もどっかの会社内の上下関係程度にとどまってて、全体的に「どうしてこうしたのだろう?」感が強い。 | 登場人物には東山天皇とか皇太后、将軍、果ては死神のリュークとか珍しいキャラが入り混じって、それが実際の地位をもじっていたら突拍子もないストーリーになったかもだが、関係性もどっかの会社内の上下関係程度にとどまってて、全体的に「どうしてこうしたのだろう?」感が強い。 | ||
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例えば「スラダン」でも「ワンピ」でも「ヒロアカ」「鬼滅」なんでもいいから、ご自分が大好きなマンガの登場人物の役割や地位、相関関係を、テキトーに誰かがシャッフルした(&新キャラ投入)状態で見せられたと想像してほしい。 | 例えば「スラダン」でも「ワンピ」でも「ヒロアカ」「鬼滅」なんでもいいから、ご自分が大好きなマンガの登場人物の役割や地位、相関関係を、テキトーに誰かがシャッフルした(&新キャラ投入)状態で見せられたと想像してほしい。 | ||
| − | + | それってまず原作超えは無理だし、すごくリスキーだと思うが、この芝居はまんまとその悪手に踏み込んでいる。 | |
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| + | 「いまソレやらなくちゃダメ?」「なにを見せられているのだろう?」という出し物も少なくなく、ノイズ。(加筆:ほかの劇団やグループでもあることだが、元気にふざける芝居は体力の消耗が激しそうなので、そうした"謎コーナー"で演者を休憩させているムキがあります。) | ||
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で、なんていうか本作品は、かりに検閲で「忠臣蔵はダメ!」と上演禁止になったとしても、このテンプレで平気で別のことができそうなかんじ。(もちろん厳密にはむずかしかろうが) | で、なんていうか本作品は、かりに検閲で「忠臣蔵はダメ!」と上演禁止になったとしても、このテンプレで平気で別のことができそうなかんじ。(もちろん厳密にはむずかしかろうが) | ||
2025年11月16日 (日) 13:12時点における最新版
大石内蔵助が討ち入りに吉良邸までやってきたらお供が、バイトで採用されたというフランス人のジョナと、バハマ人のガストしかおらず、返り討ちにあってしまう。(というオープニング。バイトとか外国人とか3人とかファミレスにちなんだ名前とかに大した意味や"ひねり"はない。バハマうんぬんも2012年KOC優勝者のネタからの引用)
殺陣やダンスを披露しながら元気に進行するこの物語は、既視感のあるギャグと、アドリブ風な演出で「そういうの楽屋でいいから!」みたいなわざとらしいやり取り(いわゆる"お笑い定型") を随所に散りばめつつ、おもしろい"ようなこと"を懸命に盛り上げながら、2時間強の独特な空間を作っている。
おそらく現場では芸歴のお長い夢麻呂さん(客演)が指導をして若手が奮闘しているのだろうが、みなさん、おバカな内容を体言するスキルがもうひとつ伴っていない(ごく何人かを除いて、アドリブ(含・もどき)や客いじりするにはまだまだ早い)。なんて言うかみんなマジメ。
登場人物には東山天皇とか皇太后、将軍、果ては死神のリュークとか珍しいキャラが入り混じって、それが実際の地位をもじっていたら突拍子もないストーリーになったかもだが、関係性もどっかの会社内の上下関係程度にとどまってて、全体的に「どうしてこうしたのだろう?」感が強い。
例えば「スラダン」でも「ワンピ」でも「ヒロアカ」「鬼滅」なんでもいいから、ご自分が大好きなマンガの登場人物の役割や地位、相関関係を、テキトーに誰かがシャッフルした(&新キャラ投入)状態で見せられたと想像してほしい。
それってまず原作超えは無理だし、すごくリスキーだと思うが、この芝居はまんまとその悪手に踏み込んでいる。
「いまソレやらなくちゃダメ?」「なにを見せられているのだろう?」という出し物も少なくなく、ノイズ。(加筆:ほかの劇団やグループでもあることだが、元気にふざける芝居は体力の消耗が激しそうなので、そうした"謎コーナー"で演者を休憩させているムキがあります。)
で、なんていうか本作品は、かりに検閲で「忠臣蔵はダメ!」と上演禁止になったとしても、このテンプレで平気で別のことができそうなかんじ。(もちろん厳密にはむずかしかろうが)
それはつまり「この題材が忠臣蔵でなきゃいけない必然性ってある?」という問題もであると同時に「じゃあ、忠臣蔵らしさってなんなんだろう?」を考えてしまう。
この内容で2時間超えはしんどい、というか客に対して失礼な感じがした。(個人の感想。上演時間1時間半だったら相当感想は変わっていたと思う)