日頃から心配してあげてたので、刃傷事件のときは「しまった〜!」とくやしがり、松の廊下で搬送される吉良とわざとぶつかって「我が家の紋所を不浄の血でけがすとはなにごとぞっ!無礼者!」などと言って怪我して血だらけの吉良を、持ってる檜扇(ひおうぎ)とかでピシャリとぶつという演出がオーソドックス。日頃から浅野のことを心配してあげてたので、刃傷事件に出くわしたときは「しまった〜!」とくやしがり、松の廊下で搬送される吉良とわざとぶつかって「我が家の紋所を不浄の血でけがすとはなにごとぞっ!無礼者!」などと言い、怪我して血だらけの吉良を、持ってる檜扇(ひおうぎ)とかでピシャリと叩く、という演出がオーソドックス。 武家社会の「身分」がよくわかっていないと、劇中であれほど威張り散らしている吉良が、脇坂に叱られるシーンが意外に映るかもしれない。 が、吉良はあくまで将軍直属の旗本(いわば国家公務員)に過ぎず、それに対して脇坂は領地を持つれっきとしたお大名。県知事とか自治体のトップに値する。同じく浅野内匠頭もイベントの係をやっていなければ、廊下で老人にぶつかられたら「無礼者!」ピシャリ!は、アリだった格上なのです。