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いずれにせよ武藤禎夫氏の著書にも「明治時代でこのサゲはすでにわかりにくくなっている」とあるが、元々はれっきとした忠臣蔵ネタ。
さてCD「落語仮名手本忠臣蔵」の上方の桂小文治(2nd)バージョンには、とちゅうで若旦那が紙クズをより分けながら「すけさん こまもの うらんすか♪」と陽気に歌っているシーンが有り、コレは「大阪尻取り唄」の一部だそうで、もうちょっと前から歌ってくれれば、「ちうぎのさむらい ゆらのすけ すけさん こまものうらんすか」と、かろうじて忠臣蔵にかかるのだったんだがなあ。バージョンには、とちゅうで若旦那が紙クズをより分けながら「すけさん こまもの うらんすか♪」と陽気に歌っているシーンが有り、コレは「大阪尻取り唄」の一部で、調べてみるともうちょっと前から歌ってくれれば、「ちうぎのさむらい ゆらのすけ すけさん こまものうらんすか」と、かろうじて忠臣蔵にかかるのだったんだがなあ。 註01…忠臣蔵とは関係が無いが、現代の私たちが「本草学」ゆかりのモノに触れられると言えば「千と千尋の神隠し」。湯婆婆が愛でる従業員はカエルやナメクジなどだが、あれは本草学上、「虫」に分類されてる連中(人間、獣、鳥、魚以外は「虫」と分類される)だと岡田斗司夫氏は動画の中で言っている。三遊亭圓生が「蛙茶番」の中で、「カエルなんて、アレ虫じゃありませんか」と言う部分があるが、師匠が生きた時代には本草学の分類が生きていたのだろう。