爆烈忠臣蔵

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キラキラのパンフレット三千円

たいへん面白かったんですけど(劇団新感線のだしもの)、どっからハナシたらいいのか…

まずチケ代が9,800円で、3階の天井席。(ちなみに桟敷17,000円 〜)

映写されるスクリーンが半分くらい見えない。花道は完全に見えない。


…だったのに面白かったっていうのは、本当に面白かったんだなと。


どっから褒め始めたらいいのかわからないんですが、まず、とにかく、小池栄子さんのファンになりました。

すばらしい。

設定よりもだいぶ若い役なんですけどコレを見事にやりきってる。

漫画から飛びでたような躍動感(テレビ黎明期の虫プロのアニメみたい)。これを松本市、大阪、東京都公演を続けてるとか、マジで神。


「爆裂忠臣蔵」というタイトルでボンヤリとイメージする空気感がありますが、まずその期待を裏切らない内容。

じゅうぶんに爆裂していました。


(あらすじ)

山出しの右も左もわからない小娘が江戸へ出て芝居をやりたがるが、女性は役者を出来ない天保時代。

彼女はひょんなことから、密かに「闇歌舞伎」が上演される離れ小島で、支配者に会う。


たぶん「爆裂」を具体化しているのは、登場人物全員が抱えているフラストレーションと、それを日常でどう爆裂させてるかの絡み合いなのかなと。

芝居興行というエネルギー。芝居をやりたいと思う人間のエネルギー。政治と民衆というエネルギー。そういうでかい爆裂に、恨み、差別、笑い、怒り、歌と踊りといった細かい爆裂がからみあう。


休憩を入れて4時間の大作だが、一瞬も退屈しなかった。


<附言>

ちなみに古田新太氏は、1995年に「忠臣蔵ブートレッグ」という芝居をやっている(演出は今回と同じいのうえひでのり氏)。