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おんな忠臣蔵〜汝、如何に愚かなりとも〜

27 バイト追加, 2017年4月27日 (木) 23:36
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たとえば大工の兄妹(妹は兵隊に取られた弟の嫁)が芝居の美術=松之廊下の背景の制作をたのまれると、ただの松の木の絵のカキワリを納品してツッコまれるというギャグエピソードがある。天然な二人のキャラを紹介する登場シーンなのだが、昭和18年当時30でこぼこの年齢だとすると大正初期の生まれですよね。それが「松之廊下」を知らない…!?一切の娯楽に目と耳をふさいだ大正男とその義理の妹…いや、そういう人がいなかったとは言いませんよ。言いませんけどでも〜……あとね、ハーフの女性が忠臣蔵劇のどの部分だったかアメリカ人的なスタンスから日本人の精神的なこと(だったか行為だったか失念)で演出に物言いをするシーンもあった。それ面白いんですけど、彼女は帰国子女じゃなくハーフってだけで日本で育ってるんですよね…?あとね、[[大石内蔵助]]が[[瀬尾孫左衛門]]にお軽の子供の世話を託すシーン(<という設定はバブル期に池宮彰一郎先生が作ったんだけど、そこはスルーします)で大石内蔵助に[[可留|妾]]がいることにショックを受ける従軍看護婦が…etc.
特にリアリティに主眼を置いてない肩のこらない喜劇なので、登場人物に説明をしてあげることで同時に忠臣蔵に暗い現代人にもわかりやすく解説も兼ねているのだが、それにしてもそぉんなどいつもこいつも「忠臣蔵ビギナー」の明治&大正生まれって…いくらなんでも当時そこまで無名ではないだろぉ忠臣蔵!(笑)。と、ちょっと思った。特にリアリティに主眼を置いてない肩のこらない喜劇なので、登場人物同士の会話の中で説明があることが忠臣蔵に暗い現代人の鑑賞者へのわかりやすい解説サービスも兼ねているのだが、それにしてもそぉんなどいつもこいつも「忠臣蔵ビギナー」の明治&大正生まれって…いくらなんでも当時そこまで無名ではないだろぉ忠臣蔵!(笑)。と、ちょっと思った。
戦争中にタイムスリップした平成女子…であるかのようなピチピチ感であります。