[[画像:osugi.jpg|thumb|役者絵：小林聡美]]
お杉【おすぎ】…[[赤埴源蔵]]の兄([[塩山伊左衛門]])の女中。26歳。ほっぺが赤い。
家の人間に変わって源蔵を接客する女中のお杉はいつもかわいく演出される。
「マア。源蔵様、泣いてらっしゃるんですか？」「目から水っぱなが出た」。討ち入りの日、いつも飲んだくれてる赤埴源蔵がいとまごいに訪ねてくるが、目当ての兄貴は留守で、そんな大切な用事とは知らないから奥さん(酔っぱらいが嫌い)もめんどくさがって病気のふりして会おうとしないので、お杉が代わりに接待する。 源蔵は別れの挨拶に来たが誰にも会えないので、おにいさんの羽織を彼女に出させ退出させ、独り涙していとまごいをする。 再び部屋に入ってきたお杉は「マア。源蔵様、泣いてらっしゃるんですか？」「なあに、あんまり寒いから目から水っぱなが出たんだ」。 講談ではタケという名前で出てくることも。 「徳利の別れ」
