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お艶
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お艶【おつや】…大工、[[平兵衛]]の娘(あるいは妹や姪であることも。お杉という名のときもある。吉良邸用人に奉公してる設定もある)。の娘(あるいは妹や姪であることも。お杉、およね、という名のときもある。吉良邸用人に奉公してる設定もある)。
恋いこがれる[[岡野金右衛門]](小間物屋とか酒屋に姿を変えている)の為に彼が見たがってる、[[平兵衛|父]]が手がけた吉良邸の絵図面をリークする。危ない橋を渡ってくれるので、ひたむきで純粋に描かれる場合と、積極的でお茶目に描かれることが多い。が手がけた吉良邸の絵図面をリークする。危ない橋を渡ってくれるので、ひたむきで純粋に描かれる場合と、積極的でお茶目に描かれることがある。
彼女のこうした行動を、ひそかに浪士にエールを送る江戸っ子の父親(又は兄、伯父)がどういうふうに見て見ぬ振りをするかの脚本の工夫が、作家の腕の見せ所。
絵図面のおかげで見事に本懐を遂げた四十七士の引き揚げのパレードで、涙ながらに岡野に再開する父娘は、後ろ姿を見送ったあと、これまでのエピソードをほかに話すことも出来ず、ともかくその夜は弟子や知己を集めて夜通し祝宴をあげました。
「おつや=お通夜」というコトバはここから始まったそうでございます。(あてにならねえや)お通夜」というコトバはここから始まったそうでございます。(あてになりませんや)
「[[元禄繚乱]]」では演じた中山エミリが見取り図を渡したあと岡野が逢ってくれないからって、ヘコんで首をくくるが非常に後味が悪い。
講談のほうでパレードのあと、親に他の男を世話されるくらいならと自分で喉を搔ききって自害するパターンはあるが、岡野の「跡を追う」テイであります。操を立てて死んだその健気さを家族が憐れみ、亡くなった晩にみんなして仏の守をしたことから、日本ではヒトが死んで徹夜することを「おつや=お通夜」というようになりました。(あてにならねえや)お通夜」というようになりました。(あてになりませんや)
<バリエーション1>
子守りのコースに岡野が身を隠す吉良邸筋向かいの酒屋・十一屋忠兵衛があり、お艶が岡野に想いを寄せて必ず立ち寄ることを[[神崎与五郎]]が利用しようと絵図面取りの色仕掛け作戦を立てる。作戦は成功しお艶本人が口頭で岡野に屋敷の内部事情をリークし、岡野が証言をもとに絵図面を制作する。
お艶の父親は山田五次右衛門といって元・お六尺(雑役人)で大工ではない。なので屋敷の絵図面は盗むのではなくお艶の目撃証言をもとに岡野が制作する。
この話では討ち入りの前の日に岡野はお艶に50両を渡して駆け落ちを持ちかける。お艶はすっかり信じて討ち入り当日は吉良邸を欠勤して騒動を逃れる。
== 演じたひとたち ==
それで討ち入りの帰りに金右衛門がちょっと自宅に寄って「僕は本気だったんです!ありがとう!」と言いに来てくれたら、滂沱でわ!?
ゆうこりんが[[忠臣蔵 瑤泉院の陰謀|演じた時]]は、脱盟者・[[毛利小平太]]とのラブストーリーにアレンジされ、ふたりは夫婦になれる。
== オリジナルアニメ ==
* 超忠臣蔵「[[恋の絵図面取り]]」