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702 バイト追加, 2022年3月1日 (火) 21:50
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[[画像:Koudan-bon2.jpg|thumb|ソースは講談本や映画など]]このサイトはイラストレーターで"忠臣蔵文化愛好画家"の[[もりいくすお]]が、ごく個人的に始めた趣味の独悦パラダイス系サイトです。
本エンサイクロペディアは赤穂事件ではなく、劇化された「忠臣蔵」物語について、もりいが我流に品定めをしたものであり、解説の出典は講談や講談本。浪曲、人形浄瑠璃、歌舞伎、テレビドラマ、映画、お土産ものなどを中心として玉石混淆に構成されております。本エンサイクロペディアは赤穂事件ではなく、劇化された、メディア・フランチャイズとしての「忠臣蔵」物語について、もりいが我流に品定めをしたものであり、解説の出典は講談や講談本。浪曲、人形浄瑠璃、歌舞伎、テレビドラマ、映画、お土産ものなどを中心として玉石混淆に構成されております。
史実についてはいたって情弱であり言及はホンのついでに触れることはありますが、おもにフィクションを扱っております。
  「壮挙よりも、その陰で苦しみ、悲しみ、泣いた人間の集積が人々の官能を揺さぶる」( 講談社「歌舞伎の魅力大辞典」より)
 
・お軽勘平の悲恋に涙する義理人情のテーマ。武士道鼓吹を大きくかかげた忠義のテーマ。そして金権政治批判の政治的レジスタンスのテーマ。一番はっきりしてるのは復讐の肯定。(佐藤忠男「忠臣蔵〜意地の系譜〜」)
・「お話しの筋の大幹(本伝)があって、小枝(銘々伝、外伝)があって、どんな些細なエピソードも結局はその大きな幹に繋がっていくことで「ああ、義士の!」って腑に落ちちゃうんですよ。外伝にしても「義士に」加勢した、応援した…チョコレートあげただけかもしんない。でも「義士にチョコレート!そりゃたいしたもんだ」てことで腑に落ちちゃう、その腑に落ち方が忠臣蔵のすごさ。。」(国本武春さんと最後に飲んだ晩の武春さんの談話。)
・長期間に周到な準備を重ねて重ねて…、そして満を持して1ポイントで計画決行!いまの映画でいうケイパーものに近い。(ライムスター宇多丸)
・究極のネタバレ作品。キャスティング&カップリングの面白さ。(春日太一氏談)・究極のネタバレ作品。キャスティング&カップリングの面白さ(関係性萌え)。(春日太一氏談)
・日本人の物の考え方や進め方の底に流れるものは、やはり忠臣蔵に出てくる「忠」と言うか、武士道の美しい心構えがある。(市川右太衛門談〜別冊平凡'59〜)
 
・「世間の大方はこういうハナシにグッと来る。忠義の武士が苦心の仇討ち。愁嘆場あり。チャンバラあり。で、最後はハラキリ!お涙頂戴。」(大河ドラマ「八代将軍吉宗 (#11赤穂浪士)」江守徹演じる近松門左衛門の台詞byジェームス三木)
・正しいか間違っているか以前に、他人が地位から引きずり降ろされること、またはそれに伴う興奮や熱狂に人間の脳は快楽物質を出す。そういう「シャーマンフロイデ」(と、いうらしい)がある社会のほうが、強くなるとか。また、ソレを「正義」の行為とすることにも脳は喜ぶとか。忠臣蔵は理屈の前に、生理的に楽しい要素がある。

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