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わんわん忠臣蔵

472 バイト追加, 2020年3月25日 (水) 23:58
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{{Cinema|制作=東映|公開=1963|内蔵助=ロック|星=2|頃=}}
[[画像:wanwan_v.jpg|thumb|ビデオパッケージ。]]
 
けだもの版忠臣蔵。東映動画のアニメ。
内容がベタな忠臣蔵になってないのは、「戦争がどうのこうの」ではなく手塚さんも白川さんもどちらかと言うと、ドメスティックな香りよりももっとモダンなディズニー的なものがやりたかったという、ひじょうにわかりやすい理由からのようだ。(往々にしてファンというものは勝手な深読みが過ぎますw)
内容について「忠臣蔵」と「こがね丸」(巌谷小波・作)をミックスして無国籍的にしたとか、カットされた場面にはペットショップで知りあった恋人(恋犬?)同士の別れに「あたしゃ売られていくわいな」という仮名手本忠臣蔵のパロディもあった、など貴重なお話が読めます。内容について「忠臣蔵」と「こがね丸」(巌谷小波・作)をミックスして無国籍的にしたとか、カットされた場面にはペットショップで知りあった恋人(恋犬?)同士の別れに「あたしゃ売られていくわいな」という仮名手本忠臣蔵(ていうかドンドン節)のパロディもあった、など貴重なお話が読めます。
とにかく手塚先生は現場に足を運ぶことはなかったものの、遅筆ながらラフコンテで内容をコツコツ提出し、アニメ担当はソレを元に脚本を書いて、絵コンテにして映画にしたとか。だからこの作品は堂々とした「手塚治虫原案」でありますわい。<small>(※02)</small>
(※01)・・・NHK「戦後史証言プロジェクト」で紹介された昭和57年リリース「ユリイカ58年2月号」で巖谷國士氏との対談より。
 
(※02)・・・コンテを渡してたのは事実らしいが手塚先生の自伝的記録には「出来上がりはボクの考えていたのとまるっきり違っていた」と語っていたと言う。もうわかりましぇん。(少年画報社「鉄腕アトムの歌が聞こえる ~手塚治虫とその時代~」要確認)

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