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ザ・カブキ

155 バイト追加, 2017年6月28日 (水) 19:27
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「忠臣蔵が大好き」という故・モーリス・ベジャール振り付けの創作バレエ。かれは内蔵助にヨーロッパの騎士道精神を見ている。忠臣蔵オタクのベジャールはすごくいろんな実験をこの作品の中でやっている。
[[もりいくすお|あたし]]はこれまでバレエはほとんど行ったことが無かったし、この作品を見に行った日は徹夜明けだったので、とにかく見てる最中に退屈になりはしないか、眠くなりはしないかと心配していたのだが、どうしてどうして、なんとも素晴らしいひとときでした。はこれまでバレエはほとんど行ったことが無かったし、この作品を見に行った日(2008年。東京文化会館にて)は徹夜明けだったので、とにかく見てる最中に退屈になりはしないか、眠くなりはしないかと心配していたのだが、どうしてどうして、'''なんとも素晴らしいひとときでした'''。
「まんま」といってももちろん全部やってたらとても1日じゃ終わらないのでいろいろカットするわけだがそこにも腐心の後が見える。とはいえ切るばかりでもなく、一力茶屋と[[与市兵衛]]やおかるの関係などは補足する意味で新たに場面が加えられている。
切ったり張ったり自由にバレエの世界用に変化させているにもかかわらず、定九郎が刀をしまうところとかお軽が体を反り返らせて鏡越しに後ろを見るところとか、オリジナルで印象的な振り付けはちゃんと踏襲(&強調)してるのもワクワクするし、イノシシの着ぐるみをわざわざマンマ登場させるであるとか、とにかくファンは終止目が離せない。こだわりが随所にうかがえる。そういうしてるのもワクワクするし、イノシシの着ぐるみをわざわざ歌舞伎同様のデザインでマンマ登場させるであるとか、とにかくファンは終止目が離せない。こだわりが随所にうかがえる。そういう'''抜け目無いところがとにかくしびれる'''。
よく聞かれるのだが、衣裳はバレエそのものです。シンプルなぴったりフィットの衣裳に羽織り、とかウチカケ1枚羽織るって感じ。だから着物から裸が覗くみたいなエロティックさもある。
それはそれとして、わたしにはブラボーな作品でございました。
 
 
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[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2008]]

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