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テレビ朝日開局45周年記念企画 忠臣蔵

1,925 バイト追加, 2021年11月23日 (火) 21:44
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{{Cinema|制作=テレビ朝日|公開=2004|内蔵助=松平健|星=2|頃=}}
[[画像:Okano2.jpg|thumb|役者絵:要 潤]]
[[画像:matsuken novelty.jpg|thumb|ノベルティのクリアファイル]]
タイトルはかっこいいしオープニングは「おッ」と思うほどつかみがじょうずで、ずるずる引き込まれた。
ところが間もなくタイトルが終わったぐらいのところでデジャブのような既視感にとらわれる。
なんとなく脚本家の古田求(ふるたもとむ)さんでググってみたら、仲代達矢の「[[忠臣蔵 風の巻・雲の巻]]」91を皮切りに、北大路欣也「[[忠臣蔵]]」96、中村吉右衛門「[[新春ワイド時代劇 忠臣蔵−決断の時|忠臣蔵−決断の時]]」03もぜんぶこの人が書いてるのだった(異色作「[[忠臣蔵外伝 四谷怪談]]」94も)。」94もそうだが、これについては監督の深作欣二がほとんど書いてるらしいので「古田度」は感じない)。
で、既視感は、一字一句台詞がまったく同じシチュエーションがところどころにあったことが原因である(<そんなことがあっていいのでしょうか?とはいえ他作品のDVDをとっかえひっかえ、俳優の演じ方や演出などを見比べると、遊びとしては面白い)。
たしかに主人公は暴れん坊マツケンで、サブではぐれ刑事の藤田まこと。赤かぶの橋爪功、おみやさん櫻井淳子が出ているが、さらに黒柳徹子や市原悦子。水谷豊&寺脇康文。大和田獏、松岡修造、古舘伊知郎や大山のぶ代やロンブーなど当時のテレ朝への貢献者をいっぱい出すシャレが効いてたら間違いなく語りぐさになっただろう。<small>(あ、あと、柳生博、児玉清、桂三枝…)</small>
 
 
 
== 暴れん坊将軍Ⅱ ==
 
松平健のヒットドラマ「暴れん坊将軍」第2シリーズ(1986年放送)には、討ち入りから20年経った江戸が舞台の話がある。
 
討ち入り後20周年に盛り上がる江戸で、おかる勘平に似た事情で討ち入りに参加できず、おめおめと生き残ってることにコンプレックスを抱えてひっそり暮らす元・赤穂の浪人夫婦。。
 
いろいろ事件があって万事解決したあとに浪人は第8代将軍・吉宗に向かって
 
「吉宗様が元禄の御世にあらせられましたらおそらく赤穂の事件は起きなかったものと…」
 
と残念がるセリフを吐く。
 
オープニングでも江戸城で大名たちが元禄当時を振り返ってあれこれ話しているシーンとラストが呼応して、ヒーロー・吉宗の存在感を大きくして幕を閉じる心憎い構成となっている。
 
第157話 「天晴れ! 赤穂の竹光夫婦」
 
 
== 暴れん坊将軍III ==
 
1990年放送の「花咲ける忠臣一代!」では上記からさらに4年後、曹渓寺で寺男をする[[寺坂吉右衛門]]のエピソードがある。
 
彼は[[奥田貞右衛門]]の遺子を育てあげつつ、むかし浅野家旧臣のアジトに乗り込み徒党の罪で何人も斬り殺した役人(いまは収賄上等の大目付)に復讐しようとするハナシ。
 
この話は悪者大目付の策略による新たな「松之廊下の刃傷事件」で幕を開ける、忠臣蔵度の高い作品。
 
Wikipediaでは該当回が第104話となってるが、テレビ朝日の再放送では第99話となっている。
 
 
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[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2004]]

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