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重厚な演出。静かな忠臣蔵。本作品をCS放送で、裏番組の「音無の剣」となんとなくザッピングしていたが、いつ本作に戻ってもいっつも平幹二朗がただ座ってるだけで、ちら見しかしない限りでは「ずっと同じシーンだな、こりゃ!?」というような退屈そうな印象の、'''あんまり動かない忠臣蔵'''でもある。
セリフがいいのか構成がいいのか、いちいち言ってることがもっともというか、説得力のあるセリフにグイグイ引き込まれる。史実と違うことをやってても、or 言ってても、納得しちゃうリアリティも持っているチカラのある作品であります。そう、たとえば、討ち入りの時、貧乏四十七士はそろいのユニフォームではなく、思い思いのかっこうで統一性が無い装束という演出がなされているが、なんとなく「そう言うこともあるかも」と思わせてしまう。