ホリ
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幸(さち/こう)、とか順。希にハナ、タエという名前で表現されることもあるが、ほんとはキチというのが有力。
20歳の頃、高田馬場の決闘をするために走ってきた中山安兵衛(当時のヤスベエの名。25歳)が落ちていた縄をたすきにしようとした時に「それじゃ縁起が悪いですから、これどうぞ!」と見物してたホリがヒジリメンの扱帯(しごきおび)を安兵衛に貸した。黒羽二重に赤く燃え立つようなたすきがかっこいい。
父親の堀部弥兵衛は安兵衛の腕っ節に惚れ、さんざん安兵衛を説得して娘婿に来てもらう。
享年45歳
堀部妙海尼
堀部安兵衛の妻の名をかたって泉岳寺に入ったという、実在したナゾの女性。妙海。
講談の妙海はニセモノではなく、「堀部妙海尼」と呼称してキッパリ「安兵衛の妻の"その後"」として紹介している。