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＜その後＞== 討ち入りに参加 ==
元禄１５年２月、江戸は山村座というところで「東山栄華の舞台」という芝居やってて「器用にこないだの刃傷事件を芝居に盛り込んだものだなあ」と言う評判を聞いたので数右衛は芝居見物。見てたら殿様刃傷＆切腹のニュースを持った早駕籠と地元・加古川の西道で偶然ばったりでくわした数右衛門「もし[[吉良上野介|上野介片岡源五右衛門]]役の役者にキレて客席から舞台に飛び上がり[[梶川与惣兵衛]]役の役者を殴打。上野介役に「慮外千万！」と斬りかかる。殿ではござらぬか！？」（＜ゲンゴが早駕籠メンバーの講話がしばしばある）。さっそく赤穂城へ出向こうとする。妻は夫の勇気を増すがために自害。子供も殺してしまう。もろもろの事情を聞いた内蔵助は妻子の志を不憫に思い、殿様に変わって帰参を許す。
客「おもしろい芝居ですなぁ。今日の幕は一人役者が増えましたなぁ」討ち入りメンバーの加盟については病気の妻が足手まといにならないように自害する際、「夫をメンバーに加えてくれ」と内蔵助に遺書を残すというアプローチもある(浪曲)。
やがて数右衛門はクールダウンして楽屋で謝るが、ちまたでは「あの飛び入りはきっと赤穂の浪人だ。芝居がリアルだから思わずあんなことを」と評判になる。奥さんに関しては、子供と一緒に死んじゃう方は[[村松喜兵衛]]の娘・お國（くに）。また、自害する際メンバー加盟の嘆願書を書くのがお藤と、いろいろ。
== 討ち入りに参加 ==映画やテレビでは帰参のエピソードはさまざまだが、だいたい遠くから内蔵助を見守ってチャンスをうかがい、刺客に狙われる内蔵助をボディガードして許されたり、みたいなイメージが強い。最近いつもオファーされてる古田求さんの脚本では、泉岳寺の殿様の墓前で土下座して内蔵助に許してもらっている。
殿様刃傷＆切腹のニュースを持った早駕籠と地元・加古川の西道で偶然ばったりでくわした数右衛門「もし[[片岡源五右衛門]]殿ではござらぬか！？」（＜ゲンゴが早駕籠メンバーの講話がしばしばある）。さっそく赤穂城へ出向こうとする。妻は夫の勇気を増すがために自害。子供も殺してしまう。もろもろの事情を聞いた内蔵助は妻子の志を不憫に思い、殿様に変わって帰参を許す。
討ち入りメンバーの加盟については病気の妻が足手まといにならないように自害する際、「夫をメンバーに加えてくれ」と内蔵助に遺書を残すというアプローチもある(浪曲)。ーーー
奥さんに関しては、子供と一緒に死んじゃう方は元禄１５年２月、江戸は山村座というところで「東山栄華の舞台」という芝居やってて「器用にこないだの刃傷事件を芝居に盛り込んだものだなあ」と言う評判を聞いたので数右衛は芝居見物。見てたら[[村松喜兵衛吉良上野介|上野介]]の娘・お國（くに）。また、自害する際メンバー加盟の嘆願書を書くのがお藤と、いろいろ。役の役者にキレて客席から舞台に飛び上がり[[梶川与惣兵衛]]役の役者を殴打。上野介役に「慮外千万！」と斬りかかる。
映画やテレビでは帰参のエピソードはさまざまだが、だいたい遠くから内蔵助を見守ってチャンスをうかがい、刺客に狙われる内蔵助をボディガードして許されたり、みたいなイメージが強い。最近いつもオファーされてる古田求さんの脚本では、泉岳寺の殿様の墓前で土下座して内蔵助に許してもらっている。やがて数右衛門はクールダウンして楽屋で謝るが、ちまたでは「あの飛び入りはきっと赤穂の浪人だ。きっと芝居がリアルだから思わずあんなことを」とまた評判となる。
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不破数右衛門 【ふわ かずえもん】…ワイルドキャラ。一徹短慮の粗忽者。浅野家をリストラされている浪人。お家の大変を聞いて赤穂城まで鎧櫃（よろいびつ）をしょって駆けつける。【ふわ かずえもん】…ワイルドキャラ。一徹短慮の粗忽者。 '''浅野家をリストラされている'''浪人。お家の大変を聞いて赤穂城まで鎧櫃（よろいびつ）をしょって駆けつける。
豪放磊落にして愉快に描かれることも多い。
客「おもしろい芝居ですなぁ。今日の幕は一人役者が増えましたなぁ」
