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五段目

832 バイト追加, 2021年6月12日 (土) 14:17
五段目八卦
== 五段目 ==
 (演題不詳)(田舎芝居・部分)
田舎の地芝居で江戸から役者が来てくれるというんで「自分も一役やりたい」と地元の男が言ってきたので頭取が「七段目」で幇間か仲居か、ともかく白粉を塗る役をあげるから「五段目」のイノシシもやれというので男は快諾。
観客「芸がこまけえなあ。五万三千石の殿様が腹を切ったから領分のイノシシが暇乞いに来たんだんべえ…」
 
 
このシークエンスは「[[田舎芝居]]」の部分でもあり、橘家円蔵(4th)は上記「吐血」の前半に入れて上演もした。
これを定九郎がビビるイノシシに掛けている。
わかりにくいせいか、現代では桂歌丸は「楽太郎に生まれ変わった」としている。わかりにくいせいか、現代では桂歌丸は「楽太郎に生まれ変わった」としている。(楽太郎…圓楽 (6th))
大半が五段目なのに、オチが四段目という、なかなかアレな構成であります。
 
 
== 村芝居 ==
三遊亭圓生もともと上方落語だったのを三遊亭圓馬(3rd)が演っていたのを若き日の三遊亭圓生(6th) が亡くなる半年前のTBS落語研究会の動画がネット上にあって見てみると、ほんとに「やるまいぞやるまいぞ。」と言いながらシモテにさがる。 が聴き覚えで復活上演。「他の人は手がけられない」(榎本滋民先生談)。 TBS落語研究会で演っているのを見てみると、オチのときほんとに「やるまいぞやるまいぞ。」と言いながら追い込んでるかんじでシモテにさがるw。(TBSチャンネルや動画で見られます)   == 五段目の猪 == 東大落語会(東京大学落語研究会OBの親睦会)のまとめた本に紹介されている小咄で、泉岳寺のお線香の煙は絶えることがないのに定九郎の墓参には誰も来ない。と思ったらある日一生懸命拝んでるのがいるから誰かと思ったら五段目の猪だった。というサゲw。

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