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仇討選手

369 バイト追加, 2022年11月3日 (木) 17:40
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どっかの殿様が、赤穂浪士の討ち入りに感銘を受け、自分の藩からも仇討ちを成功させる功労者をたたえたい。その願いがかなわないならもう、参勤交代で江戸には行かない!
と、童話か落語のキャラクターみたいなことを言い出すので、そんなワガママをされたらお家は断絶!と、家老が無理くり足軽に人殺しをさせ、その足軽に殺された身内に仇討ちをさせるのを支援する、コミカルな雰囲気の作品。と、童話か落語のキャラクターみたいなワガママを言い出すので、そんな事をされたらお家は断絶!と、家老が無理くり足軽に人殺しをさせ、その足軽に殺された身内に仇討ちをさせるのを支援する、コミカルな雰囲気の作品。
実は本作は、昭和34年のほかにも、38年に中村梅之助で、44年にあおい輝彦主演でテレビ放映されている、人気コンテンツであった。
そもそもは、1931年に内田吐夢監督で大河内傳次郎を主演で制作されている作品だそうであります。で、その時点ですでに2時間ほどの長尺。(そもそもは、1931年に内田吐夢監督で大河内傳次郎を主演で制作されているサイレント映画で、京都のおもちゃ映画ミュージアムさんが、現存するフィルム(断片)をYou Tubeにアップしているが、仕組まれ、はめられた主人公の壮絶な立ち回りの末の切腹という、超バッドエンディングの、重い作品であることがわかる。オリジナルは2時間ほどの長尺。([http://www.jmdb.ne.jp/1931/bg005550.htm 出典:日本映画データベース])
あたしが「2時間版にするにあたって、新たに足した」と思っていた登場人物の名前が、Wikipediaや日本映画データベースによれば、すでに戦前のオリジナルにあるので、こっちが基になっていると考えられます。 それをあらかじめ知っていたら、あたしはいろいろ大目に見てしまったでしょうか。それとも逆に辛く見てしまったか。いずれにしろ、情報を入れずに楽しめたのは良かった。さらに、あたしが「2時間版にするにあたって、新たに足した」と思っていた登場人物の名前が、Wikipediaや日本映画データベースによれば、すでに戦前のオリジナルにあるので、30分を2時間に引き延ばしたという憶測は、マチャアキ版の欠点をかばうつもりで言ったのだが、無理にハッピーエンドになって内容もよくわからなくなってるし、マチャアキ版は、シニカルな原作を下手にコミカルに修正して失敗した、残念な作品だったようであります。

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