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假名手本忠臣蔵’61/義士始末記’62

543 バイト追加, 2021年12月21日 (火) 08:58
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註01…「忠臣蔵 五巻」の「假名手本忠臣蔵」の配役の項目に誤記。山村聡は林大学頭ではなく柳沢吉保であります。ていうか、出てない。(その配役は以下・続編の作品についてのもの)五巻」の「假名手本忠臣蔵」の配役の項目に誤記。山村聡は林大学頭ではなく柳沢吉保であります。ていうか、出てない。(その配役は以下・続編の作品についてのもの。同じ編纂者の先生が令和3年に「忠臣蔵と四谷怪談を演じた役者たち」をリリースしたが、この誤記は踏襲されてしまっている。あたしめに聴いてくだされば、わかる範囲でしたらお力になれましたのに……)
註02…おそらく当て推量で書かれたこの記述を、もりいは鵜呑みにしてしまっていたので、上映館に赴いた折、タイトルだけしか違わないならマックに寄って軽く腹ごしらえでもしてから途中から観よっかな…などとも思ったが、劇場周辺に店が見つからなかったおかげで頭から観られて、事なきを得た。(名古屋ミッドランドスクエアシネマ「月イチ35mmフィルム上映」2020註02…おそらく当て推量で書かれたその記述を、もりいは鵜呑みにしてしまっていたので、上映館に赴いた折、タイトルだけしか違わないならマックに寄って軽く腹ごしらえでもしてから途中から観よっかな…などとも思ったが、劇場周辺に店が見つからなかったおかげで頭から観られて、事なきを得た。(名古屋ミッドランドスクエアシネマ「月イチ35mmフィルム上映」2020.3月)
{{Cinema|制作=松竹|公開=1962|内蔵助=市川猿之助|星=2|頃=}}[[画像:gisisimatsuki.jpg|thumb|女子の前髪タップリだし島田正吾は総髪だし、壬生義士と間違える人も出そうなポスター。]]
「後篇」とされる「義士始末記」は、簡単な字幕で前篇のあらましを説明して始まり、踊りの師匠のおかつ=岡田茉莉子にパンダウン。以降、彼女を中心に話が回る。「後篇」とされる「義士始末記」は、簡単な字幕で前篇のあらましを説明して始まり、踊りの師匠のおかつ=岡田茉莉子にパンダウン。以降、彼女を中心に、およそ仮名手本忠臣蔵とは関係のない話が回り出す。
ご本を執筆当時、本作を未見だとおっしゃっていた谷川健司先生の「忠臣蔵映画の全貌」によれば、この作品の公開当時、松竹は男性スターを次々に失い、女優を全面に打ち出したかったのでは?と予想していたが、ソレたぶん的中です。ご本を執筆当時、本作を未見だとおっしゃっていた谷川健司先生の「忠臣蔵映画の全貌」によれば、この作品の公開当時、松竹は男性スターを次々に失い、女優を全面に打ち出したかったのでは?と予想していたが、ソレたぶん、このあたりから始まってるのではないでしょうか。(松竹は「女優王国」と言われるようになる)
言われてみればこの作品は、ポスターを見ると新国劇の島田正吾演じる[[荻生徂徠]]が主役なのだが、内容はほぼ岡田茉莉子のプロモーションフィルムであるかの如き内容なのであります(彼女の演技のバリエーションや舞いなどがフンダン)。
仮名手本忠臣蔵の続編としながらも、竹田出雲が後日談を書くならこうだろうな、とかそういう趣向でもない。
当時の超人気テレビ番組のコメディアン(石井均や藤田まことの瓦版屋も出るよ)の入れ方や、岡田茉莉子の踊りのシーンの尺から言っても、この作品自体の軸足の曖昧さがお分かりいただけるかなと思う。当時の超人気テレビ番組のコメディアン(石井均や藤田まことの瓦版屋も出るが、大村崑のシーン同様1シーンのゲストである)のブッコミ方や、岡田茉莉子の踊りのシーンの尺から言っても、この作品自体の軸足の曖昧さがお分かりいただけるかなと思う。
なんで作ったんだろう。
Wikipediaによれば、岡田茉莉子は有馬稲子(Wikipediaによれば、岡田茉莉子は有馬稲子(本作の[[瑤泉院]])と「二枚看板」と言われているが、オリジナルの「大忠臣蔵」が公開当時は、岡田茉莉子は東宝映画在籍だったので不在だった。<small>註02</small>
その後松竹と契約し、小津映画などで活躍した岡田(や、新人の岩下)を、松竹がフィーチャーしようという狙いは、ほんとうにあったのかも。その後に松竹と契約し、小津映画などで活躍した岡田(や、新人の岩下)を、松竹がフィーチャーしようという狙いは、ほんとうにあったのかも。

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