差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

元禄あばれ笠〜浪曲忠臣蔵より〜

217 バイト追加, 2019年12月5日 (木) 18:19
編集の要約なし
{{Cinema|制作=東宝/吉本|公開=1943|内蔵助=月形龍之介|星=2|頃=}}
実は、見たのは戦後(1953)にマキノ雅弘監督の「次郎長三国志第三部 次郎長と石松」と併映された'''改題&短縮版'''(を、東宝ビデオがVHSでリリースしたもの)である。オリジナルタイトルは「浪曲忠臣蔵」。スチルを見ると「田村邸の別れ」を確認できるがこの短縮版ではカットされちゃって存在しなかった。 昭和18年公開というのが珍しいので(くすぺでぃあでは「[[初祝二刀流「高田馬場前後」改題|初祝二刀流]]」も1944公開扱いにしてるし)、年表的に戦時中公開映画としてくくりました。じゃっかん「銘々伝」のおもむきなので、項目違いかもな上に、観たのは戦後リバイバル版なんですが、昭和18年公開というのが珍しいので(他作品でも、再演を観たのに初演の時代扱いだったりしてるし)、年表的に戦時中公開映画としてくくりました。
さて、太平洋戦争中で昭和18年と言えばもう、南のほうで日本軍が玉砕したり撤退したり、山本五十六が亡くなったり、上野動物園で動物が毒殺されて、学徒出陣。
そんな12月「(前線や内地で)健全なる慰安をあたえることを意図して」(<当時の広告)公開されたらしいのだが、もう釣り鐘や忠犬ハチ公像を溶かして戦車や戦闘機を作ろうっていう時節柄なので、開戦当時は「[[ 元禄忠臣蔵 前篇・後篇|元禄忠臣蔵]]」であれだけひろびろした邦画のスケールはどこへやら。どのシーンも四畳半くらいに収まってる質素な印象を感じる。」であれだけひろびろした邦画のスケールはどこへやら。どのシーンも四畳半くらいに収まってる質素な印象を感じる。(もっとも時代と関係なく、大作とプログラムピクチャーを比べても詮無きこと。)
57分。オリジナルは73分。なお、改題タイトルにある「元禄あばれ笠」についての意味は映画の内容からは一切不明。実は、見たのは戦後(1953)にマキノ雅弘監督の「次郎長三国志第三部 次郎長と石松」と併映された'''改題&短縮版'''(を、東宝ビデオがVHSでリリースしたもの)である。オリジナルタイトルは「浪曲忠臣蔵」。スチルを見ると「田村邸の別れ」を確認できるがこの短縮版ではカットされちゃって存在しなかった。 57分作品。オリジナルは73分。なお、改題タイトルにある「元禄あばれ笠」についての意味は映画の内容からは一切不明。
※01…映画法:おちゃらけ、よろめきなどをご法度とした当時の政府のお達し。終戦とともに撤廃。

案内メニュー