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元禄太平記

292 バイト追加, 2019年5月15日 (水) 11:28
編集の要約なし
主役は将軍の側用人、[[柳沢吉保|柳沢保明]](石坂浩二)。
丁寧でちゃんとした構成。幕府側の視点を重く置いたドラマで、「忠臣蔵」部分は無難に仕上げている。(<あくまで総集編のはなし)<small>※01※註01</small>
刃傷のきっかけは柳沢が吉良と塩の雑談をした時、その言葉の裏の裏まで読んだ吉良が「塩田を差し出せ」と言ってる暗喩と勘違いし、浅野に転封願い(てんぽうねがい)を迫ったことから関係が悪化する。リイド社のマンガが似てる。刃傷のきっかけは柳沢が吉良と塩の雑談をした時、その言葉の裏の裏まで読んだ吉良が「塩田を差し出せ」と言ってる暗喩と勘違いし、浅野に転封願い(てんぽうねがい)を迫ったことから関係が悪化する。
やはり魅力的に描かれてるのは立身出世の野望に燃える柳沢の活躍のほうで、彼が将軍のためにどんだけ働いてるかの構成なので敵討ちの「サブ度」は高くなり、内蔵助の影がはなはだ薄い。
とはいえ、時代劇専門チャンネルで1話(#18刃傷松の廊下=唯一現存する回)だけ放送したのを見てみると、目付が内匠頭の遺言を途中で削除するなどの斬新なシーンなどもあり、ちゃんとこの作品を評価するなら、やっぱり全部通して見なくちゃ、ではある。
 
※01…本作品は総集編と別に1話しかNHKがVTRを持っていなかったとされているが、江守徹(本作の内蔵助)が個人的に全話を録画しているということが判明した。放送が待ち遠しい。
討ち入り装束が伝えられるものによく似ており、いろいろとってもちゃんとしてるが、柳沢物語なので「忠臣蔵」を楽しむという感じでもなく遠慮の★二つ。
 
 
 
※註01…本作品は総集編と別に1話しかNHKがVTRを持っていなかったとされているが、江守徹(本作の内蔵助)が個人的に全話を録画しているという噂があった。この噂は、「ご自分の出演している回のぶんしか持っていない」というふうに変わっていった。真相不明。
 
NHKさんの「NHK番組発掘プロジェクト」で大々的に捜索をしている。石坂浩二さんにビデオのことを伺うと「持ってないよっ笑」というお答えだったという。

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