差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

元禄太平記

サイズ変更なし, 2009年3月29日 (日) 01:48
編集の要約なし
丁寧でちゃんとした構成。幕府側の視点を重く置いたドラマで、「忠臣蔵」部分は無難に仕上げている。
 
刃傷のきっかけは柳沢が吉良と塩の雑談をした時、その言葉の裏の裏まで読んだ吉良が「塩田を差し出せ」と言ってる暗喩と勘違いし、浅野に転封願い(てんぽうねがい)を迫ったことから関係が悪化する。リイド社のマンガが似てる。
討ち入り前後も江戸城内では彼抜きでもろもろ審判が進み(ま、これ実際そういうところがあったらしいが)、完全に蚊帳の外。かわりに架空のキャラ、柳沢の甥・柳沢兵庫(竹脇無我)なる人物が浪士とのコンタクトが密である。
とはいえ、そもそも幕府系に比べて四十七士のキャスティングも薄い。関口〜フレンドパーク〜宏が堀部安兵衛というのはどうでしょう…?とはいえ、時代劇専門チャンネルで1話(#18刃傷松の廊下)だけ放送したのを見てみると、目付が内匠頭の遺言を途中で削除するなどの斬新なシーンなどもあり、ちゃんとこの作品を評価するなら、やっぱり全部通して見なくちゃ、ではある。  幕府系に比べて四十七士のキャスティングが薄い。関口〜フレンドパーク〜宏が堀部安兵衛というのはどうでしょう…?
以前泉岳寺に行ったときどっかのおばさんが安兵衛の墓前で「関口宏が演ってたわねえ」と言ってるのを聞いて「あり得ねえだろ!」と心の中で突っ込んだが、おばさんが正しかった。
 
とってもちゃんとしてるが、柳沢物語なので「忠臣蔵」を楽しむという感じでもなく遠慮の★二つ。

案内メニュー