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元禄忠臣蔵
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=松竹|公開=2006いろいろ|内蔵助=松本幸四郎ほか|星=2|頃=}}もとは昭和に作られたものですが、あたしが見たのは歌舞伎チャンネルや国立劇場の開場40周年の公演のBS放送。歌舞伎で忠臣蔵と言えば「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」だが、こっちは史実を元にした真山青果(まやま せいか)原作の'''新歌舞伎'''で、長唄やら義太夫(BGM)がほとんどありません。
もとは昭和に作られたものですが、あたしが初めて見たのは国立劇場の開場40周年の全通し公演(内蔵助役には松本幸四郎(9th)、坂田藤十郎(4th)、中村吉右衛門(2nd)のトリプルキャスト)。
イベント中の刃傷事件に右往左往する江戸城から始まる。
さて、はじめて見た時、最後の「最後の一日(討ち入り後、四家お預けになったあとの内蔵助の最後の日を描いている。)」が全体を通してみるとエピローグにしてはいやにたっぷりしており、冒頭の内蔵助の登場シーンがいやにもったいぶられてると思ったが、実はこの「元禄忠臣蔵」というのはこの「大石最後の一日」が'''一番はじめに書かれた'''そうなんですね。で7年がかりでほかのを書き上げたと言う。
おはなしは「全員切腹」という壮絶な末路の直前に、繊細なラブストーリーを持ってきてるのだが、そういうセンスが素晴らしい。ここは泣きます。
歌舞伎&仁左衛門ファンの友人[http://ja.wikipedia.org/wiki/伊藤理佐 伊藤理佐]氏が、09年の「歌舞伎座サヨナラ公演」夜の部「南部坂」「仙石屋敷」「最後の一日」の3本立てに出かけて、こうこぼしておりました>「派手なシーンがないのと 幕が何回も降りてセット替えが多いのと三幕目で大石内蔵助が仁左衛門から幸四郎になったのと(笑)で、ちょっと、もう、おなかがいっぱいです。。」…そして昼の部(コレも別の3本立て)に行く予定をキャンセルしたとか。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2006]]